大神いずみ「野球に懸ける夫や息子の勝利を願って今日もトイレを磨く。掃除の楽しさと大切さを、小6の担任の先生とDr.コパさんが教えてくれた」
◆なんてきれいなトイレなの!? 終わった後に毎日森先生が見にきてくれて、目を見張りながら仕上がりに驚いて声を上げた。 「なんてきれいなトイレなの!? 素晴らしいわ!よく頑張ったね!本当に素晴らしい!!!」 先生のこの言葉に十分報われた小6のいずみは、俄然やる気が出た出た!次の日もまた次の日も、学校のトイレを応接室のようにピカピカに磨き上げた。毎日毎日、これでもかと言うほど森先生は私たちを褒めてくださった。私たちのチームも日に日に掃除の要領を得るようになり、仕上がりもますます綺麗になっていった。 褒めてもらえる喜びからか、いつのまにか子どもながらに「汚い」「嫌だな」という気持ちが薄れていったように思う。 ある時、森先生から 「このトイレは本当に綺麗で気持ちがいいので、遠くからわざわざ使いに来たくなるわ。本当にありがとうね」 と言ってもらえたことが、何より私たちの誇りになった。いつか誰もが寝転がれるようなトイレにしよう!と思っていたくらい。いや寝転がるのはどうだろう。でも、どこよりもきれいなトイレに保っていることが自信になっていった。
◆人生今でも、トイレ掃除は自慢 はっきりと順位をつける競争ではなかったが、あの時みんなに喜んでもらえるトイレ掃除ができたことが、50をとうに超えた今のわたしにとっても大きな自信になっている。 森先生、ありがとうございます。 おかげでその後の私の人生今でも、トイレ掃除は自慢です。 私が家のトイレ掃除を大切にするのは、確かにスポーツに携わって勝負のかかる「勝負師」が家族にいるからというのもある。 日本テレビを退職するまでの1年間担当していた『峰竜太のホンの昼メシ前』と言う番組で、毎日のようにロケに出て、有名レストランのシェフや専門家の先生と共に一般家庭にお邪魔していたのだが、ここでいろんなことを風水を通して教えてくださったのが、Dr.コパさんだ。 その後本格的に勉強したことはないけれど、その時授けてくださった風水の知識を今でも我が家の至る所に実践している。 当時まだ元木と出会う前だったのだが、コパさんは大の巨人ファンだ。ご縁だなぁ…とつくづく感じる。 そのコパさんから教わったのが、 健康運や金運を上げたいのならまず、家のトイレをいつも綺麗にしておくこと。 トイレは家の厄、悪い運気が溜まる場所で、そこが汚れていると良い運気が全く入ってこないんだとか。 怪我や病気なく、好調を保って野球をし続けたい夫のためには、どんなことがあっても毎日トイレをきれいに保つことが使命になった妻、そして母・いずみ。 今では息子たち2人も毎週のように野球で勝負がかかるようになり、我が家は何だか「勝負師」だらけになってしまった。
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