大神いずみ「野球に懸ける夫や息子の勝利を願って今日もトイレを磨く。掃除の楽しさと大切さを、小6の担任の先生とDr.コパさんが教えてくれた」
◆明日から2階のトイレ掃除お願いね 何度も言いますが、トイレを使わない人いますか!? だからトイレを使う人は誰であろうと、得手不得手関係なくお掃除をするのが当然だと思うのです。「罰」でも何でもないのです。汚れてても全然平気な人は別として。 汚いから、嫌だから、というのは、自分は使うけど掃除はしないという理由にはなりません。 偉いから、と言うのは理由になるでしょうか…? それもおかしな話です。 みんな等しく使うものだからです。 老若男女問わず、決まった人ばかりが掃除するのはおかしい。 というわけでっ! 「明日から2階のトイレ掃除お願いね」 私の長い長い口上のあと言い渡された次男・瑛介は、立派に豆鉄砲を食らったハトになって「……」な顔をしている。 我が家の、中学2年生時に言い渡す恒例行事、「トイレ掃除を任せる」が今年瑛介にも適用された。 頑張れ、瑛介。道具は便利なものがいっぱいあるから安心してね♪
◆クラス対抗お掃除競争 あれは小学校6年の時だった。 当時通っていた小学校で「6年5組」はとても仲が良く、40代の女性の担任「森先生」も人気があった。いつも先生の机の周りには子ども達が集まって、いろんな遊びを企画してはみんなで毎日ワイワイ楽しんでいた。 6年生は校舎の中のいくつかのトイレ掃除を任されていて、クラスごとの当番制でお掃除をしていた。 ある日、森先生の提案で「クラス対抗お掃除競争」なるものが行われることになった。 字の通り、クラス対抗でお掃除をしてどこが一番綺麗になるかを競い合うもの。今の時代はこんなことでも何かしら問題になるんだろうか…。 だがそこは当時のやる気元気いっぱいな小学生、6年5組の子たちが大好きな森先生の喜ぶ顔を見たいがために、一丸となってお掃除、がんばった! 廊下、階段、教室、図書室、理科室など、普段より入念に塵を掃き、雑巾掛けして、床を磨き上げたのだ。 その中でわたしはトイレの担当だった。 正直、最初ははずれクジを引いたような気持ちになったが、とにかく担任の森先生を喜ばせたい、先生に褒めてもらいたい一心だった。 デッキブラシでゴシゴシ床を磨き、便器を丁寧にブラシできれいにした。最後には雑巾で便器や床をピカピカに磨いて仕上げた。 最初はニオイや汚れに抵抗があり、口を真一文字に閉じてハンカチで覆って掃除していた。
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