美しい冬ガーデンが叶う3種の植物【ガーデニングの極意】冬枯れの庭を鮮やかに変える植物たちも紹介
冬は多くの植物にとって休眠する期間です。地上部が枯れて根だけになったり、葉を落としたりするため、どうしても庭に「冬枯れ」感が漂います。 【写真11枚】アジュガ、クリスマスローズ、スイセンなど「冬枯れの庭を鮮やかに彩る植物たち」 植物が少なくなった景色からも冬らしい風情が感じられますが、少しの彩りを加えるだけでも庭のイメージは変わります。 そこで今回は冬枯れの庭を彩るおススメ植物を参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
冬枯れの庭…どんな植物を植える?
手軽に彩りを取り入れたいなら、多年草がおススメ。多年草はナチュラルな雰囲気の花々が多く、一度植えたら翌年以降も開花します。 毎年開花するので、お気に入りの品種を選ぶと冬の開花が楽しみになります。冬ガーデンの計画も立てやすくなりますよ。 落葉樹を庭に植えている場合は、足元に一年草や球根植物を植えておくのもおススメです。一年草は鮮やかな花色の植物が多く、カラーによっては春のような雰囲気が感じられます。 球根植物なら早春の1~2月に芽を出す品種もあります。植えっぱなしでも毎年開花する強健種もあるので、球根を保管したり、新たに植える手間もかかりません。一年草と組み合わせれば、カラフルな花色も楽しめます。 いちばん簡単なのは多年草のカラーリーフをメインで植えること。キレイな色合いが楽しめる品種を中心に植えて、他の植物を組み合わせてもよいでしょう。
キレイな庭を作る3種の植物、おススメを紹介
●リーフプランツ カラーリーフは庭をオシャレに彩る植物です。冬に花が咲く品種もありますが、花が咲かなくてもキレイな花を楽しむのがメインなので、気軽に育てられるのがポイントです。 冬らしいカラーを楽しむなら、ホワイトカラーやシルバカラーがおススメ。雪のように美しい雰囲気を楽しめます。逆に濃いレッドや銅葉カラーをチョイスすると、大人っぽい雰囲気も楽しめます。 いずれの場合もカラフルな一年草や多年草をアクセントに植えてみると、よりいっそう明るい雰囲気になります。 おススメリーフプランツ ・ヒューケラ ・アジュガ ・リリオペ ・コクリュウ ・ツワブキ ・シロタエギク など ●多年草 多年草は冬も開花する植物を選んで楽しみましょう。クリスマスローズやネメシアなどは花が美しいので、庭を明るくする植物です。 明るいガーデンを演出するのに、ひと役買うのは冬咲きのクレマチス。ツル性植物なのでオベリスクや壁に這わせると、緑の葉と美しい花で、冬ガーデンがオシャレな雰囲気に包まれます。 1~2月頃からは球根植物も開花が始まります。アネモネは花色もさることながら、花の形も華やかです。庭の雰囲気に合った品種を植えてみるとよいでしょう。 おススメ多年草 ・クリスマスローズ ・冬咲きクレマチス ・宿根ネメシア ・スイセン ・ムスカリ ・アネモネ ・クロッカス など ●一年草 明るい花色が楽しめる一年草は、庭のアクセントにもおススメ。 明るい場所で育てるのが一般的なので、日当たりのよい場所に植えて育てます。 春まで開花が楽しめる品種も多いので、上手に育てて長く楽しみましょう。 おススメ一年草 ・パンジー・ビオラ ・ストック ・プリムラ ・デージー など