【超RIZIN】木村ミノルが元K-1勢の大活躍に刺激「ガルシアさんに無視されたくない。俺は勝てるよ。やってください、マジで」
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『Yogibo presents 超RIZIN.3』。 【写真】木村がK-1時代を彷彿とさせたという平本の戦い 同大会を観戦し、安保瑠輝也vs.マニー・パッキャオの試合後にはリング下に現れた木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box) が、自身のYouTubeチャンネルにて大会を振り返った。 「マジでめっちゃ最高だった。俺はK-1でやってる時のメンバーたちがみんなそれぞれの持ち味を出して活躍したのを嬉しく思いましたね」と、元K-1勢が大活躍した大会になったことに興奮気味。 まず安保瑠輝也vs.マニー・パッキャオに触れ、「瑠輝也さんがあのレベルの、スーパー中のスーパーチャンピオンにあそこまで、3-0で圧勝でしょう、普通に。5Rとか6Rあったら普通に倒してるでしょう。正直、あのコンディションでは。試合だからね、あれは普通に勝ちでしょう。パッキャオはあんな身長差とか体格差のあるアントニオ・マルガリート(身長180cm)ともやってるけれど、マルガリートはあんなに戦えていなかったし、どのラウンドもあんなに。(パッキャオが)効かせた場面もあったけれど、全体的に押されていたし。そういうのを見ても一番爪痕残して。なんか普通に良かったね」と、安保の“判定勝ち”という見解。 次にメインの平本蓮vs.朝倉未来について「最後の蓮くんなんて、ゲーオとかゴンナパーとかに勝つ時のパターンというかね。効かせるパンチを当てて、その後のまとめでしっかり勝つっていう。それが見れたのもあって。ステップとかも研究して、1個朝倉選手よりも先にやっていたからそれが入ったね」とK-1時代の平本を彷彿とさせたとする。 皇治との因縁の再戦を制した芦澤竜誠には「あと竜誠は全体的に当てて、ノーガードでよけたりとか、ヒザも入れてとか、全体的に完璧だったんじゃないか」とパーフェクトな試合運びだったと評した。 最後には「朝倉選手も最後、凄い気迫が見れて俺は感動したので。あと久保さん。久保優太くんは本当に凄いっす。俺は練習を始めた時からずっと久保くんの背中を見て、この人の技術も練習に対する姿勢も強さも、人としての大きさも背中を見ていて。K-1の時もトーナメントに出て優太くんはいい試合をして勝ち進んで、俺は1回戦で負けて。次は戦う時があって俺が負けてまた優太くんが優勝する姿を見て、結局背中しか見ていなくて。 今日はMMAだけれどある意味、自分がやれなかった挑戦をやっている、そこであれだけ天才たる姿を見せて。最後は三日月で終わらせるってマジK-1の優太くんの普通の戦い。GLORYとかでもやるボディを効かせてとかずっと見てきているから、普通に感動したっす。格闘家としての大事なものを思い出させてくれた」と、かつての同門の先輩である久保優太の戦いぶりに感動したとした。 自身については「安保選手の時は出過ぎた真似をして申し訳ない。さすがにガルシアさんいるってことで、そこは無視されたくないので。そこは俺も入れてもらいたい。資格がないって言う人もいるかもしれないけれど、普通に今までやってきたこともあるしね。入れてよって。そこは入れてくんないって。今日のボクシングを見て、パッキャオにはかなわないけれど俺はあのボクシングに対応できるし、俺は勝てるよ。だから頼むよ、やってください、マジで。1回はやらせてよ」と、ライアン・ガルシアとの対戦を熱望。 数々の熱闘を見て気合いが入ったという木村は「俺もマジで世界の強いヤツとやって、RIZINの中でも強さを証明したい。俺なりにやっていくのでそれは見ててください。今までも自分なりの人生を歩んできたつもりだけれど、これからもまたみんなと違った感じで強さを証明していくので見ていてください。今日はマジで燃えたので、やります」と、火が付いたと話した。 ガルシアは安保かパッキャオとの対戦を望み、試合後にはショーン・オマリーやコナー・マクレガーの名前もあげたが、「このイベントを見て、メイウェザーもやっていたが彼よりも素晴らしいKOの試合を見せたいと思うし、対戦相手としては同じウェイトクラスの日本のベストなファイターと戦いたい」と希望していた。 RIZINで試合をすることは決定的と見られているガルシアの相手は、安保か、木村か。
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