【紫苑S・1番人気なぜ負けた】武豊ボンドガールは追い上げるも3着まで 「スタートが決まらず」
[GⅡ紫苑ステークス=2024年9月7日(土曜)3歳牝、中山競馬場・芝内2000メートル、秋華賞トライアル] 重賞で2着3回の実績が評価されて、単勝3・0倍の1番人気に推されたのがボンドガール(手塚)。デビュー6戦目で初の2000メートル、マイナス10キロの馬体重でもファンの支持を集めた。 スタートでやや後手に回ると、後方3番手の位置取り。そのまま待機策に徹して、メンバー最速タイとなる上がり33秒0の末脚を繰り出したものの、直線でややスムーズさを欠いたことに加えてレコード決着となった開幕週の馬場では、0秒2差3着まで追い上げるのが精いっぱいだった。 4戦連続でコンビを組んだ武豊は「スタートが決まらずあの位置からになりました。道中動けませんでしたが、直線の脚はありましたね」とレースを回顧。手塚調教師は「うまく理想体重に調整できたので、ここは勝ちたかったですね。ただ、ジョッキーが競馬を教えてくれて、距離の心配はなくなりました。本番につながる競馬になりました。秋華賞を楽しみにしています。ゲートは練習しているので大丈夫だと思います」と次走での巻き返しを誓った。
東スポ競馬編集部