24年はアメリカツアー参戦! 「大人になった」稲見萌寧がスウィングや性格の変化を語る【独占インタビュー】
これまでずっと「日本ツアーに専念する」と明言してきた稲見萌寧が、アメリカ女子ツアーに挑戦することを表明した。23年シーズン、ツアーに参戦しながら、細かいスウィング改造を繰り返してきたという稲見が、自分のスウィングのこと、アメリカでの目標などを語る。 23年の稲見のドライバーショット連続写真はこちら!
「23年、スウィングを4回変えました」(稲見)
GD 23年を振り返ってみてどうでしたか? 稲見 大変だったというのが、ふさわしい言葉かもしれませんね。 GD スウィングを年に4回変えたんですね? 稲見 スウィングを変えること自体は大変ではないんですが、変えたのに成績が出ない期間が長かったのが大変でした。 GD 開幕から優勝争いもして、調子は良さそうに見えていましたが……。
稲見 実は開幕からショットの調子は良くなかったんです。アプローチとパットで何とかしのいでいました。6月のニチレイまで、ずっと悪かった感じです。それで、昔から知っていた柳橋(章徳)さんに相談して、アース・モンダミンでいろいろと変えて、少しずつ良くなっていきました。 GD 稲見プロはクラブも替えましたね? 稲見 そうなんです。それまで使っていたアイアンが最後の1セットになってしまって、フェースの下地の素材が見えるくらいに擦り減っていたので、新しいアイアンをずっと探していました。ミズノの新しいモデルを打たせてもらったらいい感触だったので、微調整して使い始めました。 GD アイアン好きで知られていますが、アイアンを替えるときに大事にしていることは? 稲見 全部ですね。顔も音も打感も重さも。打ったときの球の飛び方とイメージが合っているかどうか。1つでも欠けていたら使えないんです。今回のミズノのモデルは、それがピッタリ合ったわけです。 GD パターのグリップも順手に変えたと思うんですが、どんなきっかけがあったんですか? 稲見 とりあえず今は順手でいこうかなと思っています。元々は順手でしたが、クロスハンドに変えて引っ掛かるようになったので、軽い気持ちで順手に戻してみたら左に行かなかったので、そのまま使おうかな、と。