24年はアメリカツアー参戦! 「大人になった」稲見萌寧がスウィングや性格の変化を語る【独占インタビュー】
「勝てたときは本当にホッとしました」(稲見)
GD ノリで何かを変えたり、試すこともあるんですね? 稲見 結構あります。柔軟にトライしてみて気付くことは多いんです。わざと大げさにやってみたり、そのときパッとひらめいたことをやってみたりとか。ちょっとしたひらめきがいい結果を生むパターンが多いんです。 GD 稲見プロは練習時間が多いと聞いていますが……。 稲見 以前は、何でだろう、何でだろうと考えて、いろいろとやりすぎて迷ってしまうことが多かったんですが、最近はこれだけやっておけばいいか、と割り切れるようになってきたと思います。 GD 練習量を減らして、腰への負担はなくなりましたか? 稲見 まだ少しありますけど、前ほどスウィングに影響がある感じではなくなったと思います。 GD 20ー21年に9勝、22年は2勝、23年はTOTOまで優勝がなかったですが、やはり不安はありましたか? 稲見 毎年1勝という目標があるので、それがTOTOまでかかったのは長かったなって。そのぶん勝てたときは本当にホッとしました。
「アメリカ挑戦はチームの後押しのおかげ」(稲見)
GD アメリカに行くという決断はビックリしました……。 稲見 正直、TOTOに勝つまでは、行くつもりはなかったですね(笑)。自分1人では絶対に行かない。チームで話して、みんなが行こうよ、って後押ししてくれたのが大きい。やっぱりサポートがないと無理ですし、チームがあるからこそ行こうという感じです。 GD チームは大事な存在? 稲見 プレーするのは私ですけど、1人でやっているのではなくて、例えば体のコンディションが良くないと上手くいかないし。トレーナーがいるからこそ、いいプレーができると思っています。それと、私のゴルフに対する考え方とかプレースタイルが少し男子寄りだと思うので、専門のコーチがいてくれたほうがいいんです。専門の人に聞くことで、自分で納得できるものもあるので。 GD 自分で一番大きく変わったと思うところは?