【台湾】デング熱域内感染、台北で1人確認
台北市政府衛生局は3日、市内でデング熱の域内感染者を1人確認したと発表した。同市でデング熱の域内感染が確認されたのは今年初。 感染者は文山区に住む70代の男性。9月末から発熱や筋肉痛などの症状が現れ、医療機関を受診し10月2日に感染が確認された。潜伏期間の海外渡航歴や、感染が拡大している新北市中和区または新店区での活動歴はなかった。 台北市の今年累計のデング熱感染者は41人。うち40人が東南アジアなどでの域外感染とみられている。 ■新北は累計60人に 新北市政府衛生局は4日、市内でデング熱の域内感染者を新たに1人確認したと発表した。同市の今年累計のデング熱の域内感染者は60人となった。 感染者は新店区の60代女性。2日に発熱や頭痛などの症状が出て、医療機関を受診し感染が確認された。 新北市では9月23日からデング熱の域内感染者の確認が相次いでいる。