波乱の英国王室…1年間の「衝撃」の出来事を振り返り
2022年、エリザベス女王の逝去により英国王室が大きく揺れたと実感したと思いきや、まさか予想しないかたちで2年後の2024年、衝撃が走るとは誰が予想したでしょう。 【写真】公の場でも「ラブラブ」なキャサリン皇太子妃夫妻 みなさんもきっとすぐに思い出す「あんなこと」や、「え、そんなこともあったの?」と思うような意外なことまで。とにかくハラハラ、ドキドキの2024年でございました。 わかりやすく時系列で、今年の英国王室を振り返りつつ、いかに予想外の出来事だらけだったかをご覧ください。
1月/キャサリン妃、チャールズ国王が入院、手術!
まずは1月、新年早々衝撃のニュースが飛び交いました。 キャサリン妃がロンドン・クリニックに入院中、そして手術をされたという報告を兼ねた発表。 なにがなにやら、といった状況の中、1時間半後には、チャールズ国王も前立腺肥大の治療のため、同病院に入院されるという発表も。 英国王室の君主と皇太子妃という、上級ロイヤルがおふたりも同時期に入院という前代未聞の事態に、英国のみならず世界中が揺れました。
3月/母の日のキャサリン妃画像に加工騒動
当初のパレスの発表では、イースターを目処としてキャサリン妃の復帰が予測されていましたが、その気配どころかご病気の詳細も明かされないことで、憶測だけが飛び交っていたところに公開されたのが、母の日を記念した1枚の画像。 ご自宅で撮影された、キャサリン妃と3人のお子さまたちが写ったプライベート感たっぷりのナチュラルなお写真。今年初めての皆様方のお姿に国民も世界中のファンも大よろこび。 これで終わりはずが、この後まさかの騒動没発! SNS上でこの画像の加工疑惑が話題となり、大手通信社が画像配信を取り消すという事態に。 これを受けて、キャサリン妃がご自身で加工をされたことを謝罪。国民のためにと良かれと公開した画像が、想定外の思わぬ騒動へと発展してしまいました。
3月/キャサリン妃、動画でガン公表
画像の加工騒動後も、依然パレスからの病状等に関する説明もなく、SNS上では様々な憶測やデマが飛び交い、収集すらつかない状況に。 髪のカットを失敗、整形に失敗したなどといったものから、昏睡状態であるといったジョークでは済まないレベルまで。しかも、スペインで報じられたこの内容を、米フォーブス誌までもが報じたほどに、情報不足により錯綜していました。 もはや事実を発表するしか策はないとの見解に至ったのでしょう。そんな最中に公開されたのが動画。キャサリン妃がご自身の口から、ガンという病名を告白。 ご自宅のお庭のウッドベンチに座り、ボーダーニットにデニムというリラックス感のあるスタイルで、一言づつ言葉を選ぶように語られた皇太子妃のお姿が、とても痛々しく印象的でした。 本当は発表などしたくなかったはずの病名を、世界中に告白されたキャサリン妃の決断と勇気、そしてこの公開を我が子の学校が休みに入ったタイミングにされたりと、母としての想いも感じられ、胸が熱くなりました。
MIZUHO NISHIGUCHI