スケボー13歳西矢椛の金メダルに世界と年上ライバルが衝撃「若いファンを集める五輪新種目のミッション成功」「歴史を目撃」
米CBSは、「13歳の西矢が歴代最年少の金メダル獲得者の1人になる」との見出しを取り「表彰台で彼女の横に立つ少女たちも同じ10代だった」と報じた。 「西矢は金メダルを地元にもたらした。前日の堀米の勝利に続き、スケートボードにおける近年の支配的な力として彼女の母国の偉業を決定的なものにした」と評価した。 英BBCは「歴史を作った」と表現。「(表彰台に上がった3人の)平均年齢14歳191日は、個人競技で五輪史上最も若かった」というデータを紹介した。 記事は、五輪史上の最年少金メダリストが「西矢より63日だけ若かった」ゲストリングであることを伝えた上で、「この五輪大会でゲストリングの(最年少)記録は塗り替えられるかもしれない」と予言した。「13歳28日でスカイ・ブラウンは8月4日のスケートボード女子パークに出場し英国最年少の五輪選手となる。同じ競技では、日本の開心那も12歳343日で競うことになる」と、スケートボードの女子パークにさらに若いボーダーが登場することを紹介した。 英ガーディアン紙は「日本の西矢が初開催の女子のスケートボードのストリートに勝ち、13歳330日で夏季五輪の歴史上2番目に若い優勝者となった」と伝えた。 記事は、「またうだるような暑さの日となった有明アーバンスポーツパークで、西矢は最後から2番目となるトリックでリードを奪い、得点を15.26として、その後は振り返ることはなかった」と紹介。「もう1人の13歳で14.64得点のレアウを振り切った。14.49得点で銅メダルを獲得したもう1人の日本選手で16歳の中山によって五輪史上最年少による表彰台が完成した」と続けた。 またスケートボードにおける若い選手の活躍について「フィリピン選手で22歳のマージエリン・ディダルは、13歳の2人のスケーターが金、銀メダルを勝ち取ったことを喜んだ」と伝えた。 決勝で7位に終わったディダルは「メダリストは全員とても若い。想像してほしい。これは歴史的なことで、私はそれを目撃した。初めての五輪で彼らと競うことができた。若い子たちやスケートを始めたい少女たちにスケートを楽しむように伝えたい。安全を保って防具を着けること。不可能なことは何もない」と、西矢ら表彰台を独占した若きメダリストに祝福のコメントを送ったという。