大相撲初場所の新番付が発表 琴桜と豊昇龍が綱取りに挑戦
大相撲初場所(2025年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付が23日、発表された。11月の九州場所で初優勝した東大関・琴桜と、その琴桜に千秋楽の相星決戦で敗れ、優勝に準ずる成績を残した西大関・豊昇龍はそろって綱取りに挑む。両膝痛や糖尿病の影響で2場所連続全休の東横綱・照ノ富士の調整具合にも注目が集まる。 【学生時代の大の里や高見盛も 名力士たち】 新入幕は、モンゴル出身で31歳の玉正鳳。11年9月の秋場所初土俵から所要79場所での新入幕は、14年11月の九州場所での阿夢露(ロシア出身、所要74場所)を抜き、外国出身では史上1位のスロー出世。 このほか、伊勢ケ浜部屋は幕内力士が7人。同一部屋で幕内7人は、03年9月の秋場所の武蔵川部屋以来となった。【岩壁峻】