社民党の吉川幹事長が会見(全文1)自衛隊の憲法明記は容認できない
立憲フォーラムはどういう活動をしているのか
上海東方テレビ:SMG、上海東方テレビの【ソウ 00:37:29】と申します。立憲フォーラムのことについてお伺いしたいです。今現在、立憲フォーラムのメンバー、何名さまでしょうか。そして最近ですが、どういう活動をされているでしょうか。お願いします。 吉川:ちょっと具体的な数字、何人かっていうのはちょっと今、正確な数字が分からないですが、私もメンバーの1人です。立憲フォーラムは主に、安倍総理の下で進められる憲法違反の数々の法案・法律に対して、やはり立憲主義を守るということで結成された、国会議員で、主にわが党は4人おりますが、4人とも全員メンバーです。あと立憲民主党もほぼ全員がメンバーだというふうに思いますが、ちょっと正確な数字については、今、手元にありませんので。 活動の内容については今まさにお話ししたとおり、安倍政権が進める憲法を無視するような活動に、いわゆる政策、あるいは法律について反対をしていくということで、いわゆる市民運動の皆さんとも連携をしながら活動を行っています。 通訳:市民運動ですね。 司会:(英語)
他の野党との違いは?
記者1:【****** 00:40:34】と申します。自民党、安倍政権の強みというのは野党の分断によって大いに助けられている面もあるかと思いますけれども、御党がより規模の大きい野党と合従連衡する、融合することの妨げになっているものは、要因はなんでしょうか。またどういう違いが、例えばほかの野党、今、立憲民主党についておっしゃいましたが、ありますでしょうか、政策上。 吉川:まず立憲民主党も含めて、他の野党との違いということですが、それぞれ各政党とは違うところが当然あります。今、立憲という名前が出たので、特に立憲との違いについて少し説明したいと思います。 1つはやはり憲法についてです。われわれ社民党は、今の憲法を変える必要はないという立場です。立憲民主党も政党として一本化されているのかどうか分かりませんが、しばしば改憲についても立憲的改憲という言い方をされていますけれども、必要性について言及される方もいらっしゃいます。 それともう1つ、大きな、といいますか、やはり違いが感じられるのはアメリカとの関係についてです。先ほど最初のスピーチでもお話をしたとおり、もちろん日米の友好関係はとても大切ではあります。同時にわが党はアジアの一員として、アジア諸国との関係をもっと大切にしていくべきだと考えております。その点がやや立憲民主党とは、アジアを重視していないとは思いませんけれども、われわれはより日米の関係を対等なものにし、そしてアジアの一員としてアジアの隣人と共に生きていく、そちらにもしっかり軸足を持っていくというところが、違いがあるのかなというふうに思います。 【書き起こし】社民党の吉川幹事長が会見 全文2に続く