【解説】国の政策にも影響…少子化対策と生活への支援策 都知事選候補者それぞれの訴えは?【バンキシャ!】
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人口1400万人を抱える東京都の政策は、国の政策にも影響を与えます。東京都の大きな課題である少子化対策と、賃金・教育などの生活への支援策について、候補者の公約や演説から、バンキシャ!が抜粋。日本テレビ都知事選取材班の雨宮千華記者が解説します。(真相報道バンキシャ!)
東京都知事選挙が20日に告示され、17日間の選挙戦がスタートしました。人口1400万人を抱える東京都の政策は、国の政策にも影響を与えます。東京都の大きな課題である少子化対策と、賃金・教育などの生活への支援策について、候補者の公約や演説から、バンキシャ!が抜粋。日本テレビ都知事選取材班の雨宮千華記者が解説します。 桝太一キャスター 「ここまでの選挙戦、現時点での各候補の課題が見えているのでしょうか?」 日本テレビ都知事選取材班・雨宮千華記者 「まず小池さんの陣営は、組織力のある自民党からの支援について、『ありがたい』と話しています。ただ、自民党は『政治とカネ』の問題で批判が高まっているため、都民ファーストの会の関係者は、『自民党と同じチームとみられたら逆風だ』と指摘。自民党色を隠した戦いでどこまで支持を固められるかが注目されます」 「蓮舫さんは今後、無党派層からの支持をどう広げていくかが課題ですが、周辺からは『共産党が支援してくれることはありがたいが、色が付き過ぎると無党派層を取りこぼす可能性があるので難しい』という声も出ています」 「石丸さんは、主にYouTubeを通じて若者を中心に支持をされている印象ですが、デジタル空間のみならず、実際の票につながる東京の若者などの支持をどれほど集められるかが課題です」 「田母神さんは、『保守派の受け皿』を目指しています。田母神さんは自身を伝統保守、小池さんを戦後保守だと指摘していて、小池さんを支持する保守層をどう切り崩していくかも注目です」 ◇ 桝太一キャスター 「人口1400万人を抱える東京都の政策は、今後の国の政策にも影響を与えうるものです。ここからは、2つのテーマに絞ってみていきたいと思います」