【50代、3カ月で「使える筋肉」を増やす⑩】60kg超の固太り52歳と、細くて筋肉がつかない51歳、二人の実践でわかった! 筋肉を増やし、若い体になるために必要な7つのこと
3カ月のうちに、徐々にタンパク質摂取に慣れていった安川さんの食事。彩り豊かな食卓=いろいろな栄養素をとれているということだ!
⑦プロテイン・高タンパク食品・サプリも賢く利用 野菜と炭水化物が中心の食生活だった人、もともと少食の人、朝食を食べる習慣のない人などにとっては、タンパク質をどうやってとるかが大問題。今回の筋活にチャレンジした二人もご多分に漏れず、だった。 今はコンビニでもスーパーでも、ナチュラルフードのお店でさえも、タンパク質をとるための便利な食品が勢ぞろい。ベーシックなプロテインはもちろん、プロテインドリンク、プロテインバー、高タンパクヨーグルトまで。 基本はもちろん食事からとることだが、どうしても難しければ、こういった食品を利用して。おやつの習慣がある人は、これをタンパク質に替えるだけで、体の変化が実感できる。 その日一日の食事で、必要なタンパク質がとり切れないとわかったら、プロテインやアミノ酸で補うことも考えて。
朝食に間食に、運動の前後に、そして足りないとわかったときのためにも、好きな高タンパク食品をチェックしておきたいもの。 タンパク質をまめにとって、固まった筋肉をほぐし、歪んだ姿勢を戻して、しなやかな代謝のいい筋肉を育ててみて。
【教えてくれたのは】 KAORUさん パーソナルトレーナー、姿勢アナリスト。 1962年生まれ。アプロ主宰。指導歴40年。“姿勢で人生を変える”をテーマに指導を行う。姿勢に関する分析をホリスティックに行う独自のメソッドは、多くのファッション誌・フィットネス情報誌で紹介されている。自分の姿勢の現在の状態を把握し、ウェルネスコンサルティングが受けられる「姿勢分析」メニューが人気。自身、還暦とは思えないウェルネスな姿勢美は、まさに日々のエクササイズの賜物。近年、スタジオワークのかたわら、後進の指導や著作活動、オンライングループレッスンやイベントを通して、多くの人たちにそのメソッドを発信中。著書に『テニスボールダイエット』(幻冬舎)、『自分で整体ストラップ』(講談社)、『テニスボールでほぐす!のばす!やせる!』(扶桑社)、『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』(幻冬舎)など。
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