コラーゲンが豊富な意外な食品 10! 栄養士が解説
※この記事は、海外のサイト『Prevention』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 コラーゲンの摂取量を増やすと肌や爪、髪に良い効果があるとよく聞くけれど、実際この必須たんぱく質が健康に与える効果はほかにもたくさんあるという。コラーゲンを気軽に確保できるパウダーやサプリが市販されるいっぽうで、コラーゲンが豊富な食品を食事に含めることで摂取量を満たすこともできる。 「クリーブランドクリニック」によると、コラーゲンは体内でもっとも豊富なたんぱく質であり、肌や筋肉、骨、結合組織の構成、サポート、強化を担っている。この重要な栄養素は、肌の健康改善、心臓の健康増進、骨量の減少防止、筋肉量の増加、関節痛の緩和に効果が期待できる。しかし、加齢とともに体内で生成されるコラーゲンは減少し、今あるコラーゲンの分解速度も早まっていく。そのため、年齢が上がるにつれ食事を通してコラーゲンの摂取量を増やすことがさらに重要になる。 そこで、より多くのコラーゲンを食事に取り入れるために、知っておくべきことを栄養学の専門家が解説。さらに、天然のコラーゲン源にくわえ、ビタミンCが豊富な食品などのように、コラーゲンを多く含まずともコラーゲンの生成をサポートする食品があります、と教えてくれたのは『ザ・スモール・チェンジ・ダイエット』の著者で登録栄養士のケリー・ガンズさん。それではさっそく、体がより多くのコラーゲンを生成するのに直接(および間接的に)役立つ食品をご紹介。
魚
たんぱく質が豊富な食品は、コラーゲンを増やすためのベストな選択肢になります、と話すのは「アカデミー・オブ・ニュートリション・アンド・ダイエティクス」の広報担当、および『プリベンション』の医療審査委員を務める登録栄養士のメリッサ・プレストさん。動物性たんぱく質の優れた選択肢の一つが魚であり、とくに皮付きの魚がおすすめだという。さらに海洋性コラーゲンとして知られる魚由来のコラーゲンは、生体利用効率が高く、そのほかの供給源から得たコラーゲンよりも効率的に体内に吸収される。