【新日本】棚橋弘至が来年1・4ドームのEVIL戦へ重大決意「俺とお前の試合に引退かけてやる」
新日本プロレス8日の熊本大会で、棚橋弘至(48)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILとのシングル戦に進退をかける決意を明かした。 棚橋は来年1月4日東京ドーム大会でEVILとのシングルマッチが決定済み。この日の大会では矢野通、ボルチン・オレッグ、本間朋晃、邪道と組んでEVIL、成田蓮、高橋裕二郎、SHO、金丸義信組と激突した。 2026年1月4日東京ドームでの現役引退を表明している棚橋だが、リングにマイクを持ち込んだEVILから来年の1・4で引退するように迫られる。もちろん拒絶したものの、その後もH.O.Tのラフファイトに苦戦を強いられた。 さらに棚橋とレフェリーが激突してしまうと、H.O.Tはセコンドのディック東郷も含めた6人で総攻撃を仕掛けてくる。たび重なる反則ざんまいに、ついにブチギレた棚橋は、EVILからイスを奪うと全員をめった打ちに。回復したレフェリーの制止も振り切ってEVILにイス攻撃を浴びせ続け、まさかの反則負けとなった。 棚橋の怒りは収まらない。リング上でマイクを握ると「EVIL、テメエ、引退引退うるせえな。オイ、そんなに俺にいなくなってほしいか…ああそうか。1年、早いか遅いかの違いだ。俺とお前の試合に引退かけてやるよ! その代わり、セコンドの手出しなしだ。ランバージャックでやってやるからな」と、何と1・4決戦で負けたら即引退の十字架を自ら背負った。 バックステージでも「俺を怒らせるんじゃねえぞ? 社長とかもう関係ねえよ。引退かけろ? もう引退する人間にさらにかけろってか? やってやるよ。(引退ロードを1年以上設けたのは)俺が日本全国の皆さんにお礼を言いたかっただけだ。俺のワガママだ。だから引退をかけるかけないは俺の自由だろ。覚悟しとけよ。よく覚えとけ」とEVILに対して怒り心頭。新日本を暗黒時代から救った偉大なエースは、引退をかけるという重大な決意を胸にEVIL戦へ向かう。
東スポWEB