【ホープフルS】1週前追い マスカレードボールは意欲の7ハロン追い 戸崎圭太騎手「精神面がどうか」
《美浦》アイビーSでデビュー2連勝を飾ったマスカレードボール(手塚、牡)は、戸崎騎手を背にWコースで7ハロン102秒0―11秒9。馬なりながら力強いフットワークで駆け抜け、外フロムナウオン(2勝)と併入した。鞍上は「気持ち良く走っていないというか、精神面がどうかなという感じで…。能力があるのはわかっているので、出し切れるようにしたいし、それに馬が応えてくれれば」と語った。 アイビーS2着ピコチャンブラック(上原佑、牡)は、Wコース3頭併せの真ん中で6ハロン81秒8-11秒6。直線で仕掛けられて内デフィニティーボ(2勝)と併入し、外ニューノーマル(3勝)に半馬身先着した。「川田騎手が乗ってしっかりと負荷をかけてもらいました。後ろで我慢できていたし、いい状態で出せるように作っていきたい」と上原佑調教師。 百日草特別勝ちのショウナンマクベス(武市、牡)は、Wコースで一杯に追われて6ハロン81秒6-12秒0。外アステロイドメア(1勝)に半馬身先着し、「ハードな追い切りだったが、仕掛けてからの反応が良かった。これでもう一段階ギアが上がってくると思う」と武市調教師。 芙蓉S2着レーヴドロペラ(加藤士、牝)は、Wコース6ハロン83秒5-12秒0。一杯に追われて外シュガーハイ(未勝利)に2馬身先着した。「抜け出してフワッとしたくらいで余裕があった。調教映えしないが、競馬でいい方に出ている」と加藤士調教師。 10月27日東京の新馬戦(芝2000メートル)を制したアマキヒ(国枝、牡)は、Wコース6ハロン84秒7-12秒3。ゴール前で追われ、外パラレルヴィジョン(OP)にクビ先着した。「乗ったらすごくいい感じ。乗りやすかったし、軽い走りをする。時計は出なかったけど、フットワークはいい」とルメール騎手。