世界同時株安は「オミクロン株の蔓延」だけが要因ではない
あたらに見つかった変異株の流行によって、再び渡航禁止措置に踏み切る国が増えています。こうした動きを受けて世界の株式市場は軟調ですが、本当に要因は変異株の流行だけなのでしょうか(写真:scaliger/PIXTA)
先週のアメリカの株式市場は感謝祭の休日を境に大混乱、世界同時株安となった。大きな要因としては新型コロナウイルスの変異株の蔓延が取り沙汰されている。ヨーロッパでも感染再拡大が懸念されており、それに輪をかける形での株価大暴落となった。 現時点では、変異株の流行によって、重症化を伴った感染拡大が懸念されているというよりは、各国の渡航禁止措置などで経済的な影響が懸念されている、という段階だ。
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清水 洋介