大阪府・松井知事が定例会見5月24日(全文1)万博、厳しい戦い勝ち抜きたい
公園予定地を活用したりんくうタウンの活性化について
最後に、公園予定地を活用したりんくうタウンの活性化についてです。このたび、りんくうタウン内の公園予定地を活用して、さらなるにぎわいの活性化を図るために魅力ある集客施設と緑豊かな公園の整備および運営を一体的に行う民間事業者を公募いたします。本日、公募要項を発表し、6月に現地説明会を開催、8月に提案、応募書類を受け付けます。長期にわたって多数の来訪者を呼び込むことができる民間ならではの斬新かつユニークな提案を期待いたします。ぜひ多数の応募をしていただきたいと思います。僕からは以上です。 司会:それではご質問を受けたいと思います。まず初めに幹事社、読売新聞の〓ニシヤマ 00:05:48〓さん、よろしくお願いします。
ヘルプマークの今後のPRについて
読売新聞:幹事社の読売新聞のニシヤマです、よろしくお願いいたします。まずヘルプマークについてなんですけれども、街中であまり見掛けないような気がするんですけれども、これはどうやってPR、どのように普及させていくのでしょうか。 松井:いや、これから、今からスタートをするんでね、これは民間事業者だとか市町村にもご協力いただいて、ポスターを張っていただくとか、今、大阪府と広報、大阪府のさまざまな施策に対して広報の分野で、公民連携で協定を結んでいただいている企業もたくさんありますから、そういう企業にもご協力いただいて、ヘルプマークの普及、啓発に努めていきたいと思っています。
万博について
読売新聞:万博についてお伺いします。ロシアとアゼルバイジャンも立候補して4カ国の争いになったわけなんですけども、フランスとの一騎打ちと比べて、日本としては戦いやすくなったのか、それともより厳しくなったか、どうでしょう。 松井:いや、ロシアとアゼルバイジャンが参加をされたことで誘致活動に厳しいかどうかっていうのは、これはもう正直やってみないと分からないのでね。ただ各国がそれぞれの、そういうポテンシャルを万博というイベントにつぎ込んで、切磋琢磨することは非常に僕はいいことだと思っています。厳しいのはもう、パリと一騎打ちだろうが4カ国になろうが、厳しい戦いは、これは各国がそう思っていると思いますので、この厳しい戦いに勝ち抜いていきたいと。日本は日本でわれわれが今、考えている万博の中身ですね、これはいのち輝く未来社会のデザインということですから、それを実現するためのさまざまな手法、商品、サービス、こういうものをより具体的にプレゼンで示していければね、世界、BIE加盟国の、僕は、興味と関心を寄せてもらえると、こう信じて頑張っていきたいと思います。 読売新聞:BIE加盟国のうち、どこの地域の支援を重点的に求めるとか、そういう戦略に変化はあるんでしょうか。 松井:いや、これもね、今の時点でどの地域とか言うと、じゃあ他の地域はもういいのということで、逆に指定したところは期待されているのかなということで喜んでいただけるかもしれないけど、今の時点ではBIEの全ての加盟国に対して日本でやる万博という意義をね、きちんと伝えることでできる限り、できる限りというか、指名を勝ち取れる票数を確保したいと、こう思っております。