大阪府・松井知事が定例会見5月24日(全文1)万博、厳しい戦い勝ち抜きたい
大阪府の松井一郎知事が24日午後2時から府庁で定例会見を行った。 【中継録画】松井一郎・大阪府知事が定例会見
光化学スモッグについて
司会:それでは定例記者会見を始めさせていただきます。まず初めに知事から説明があります。よろしくお願いします。 松井:まずは光化学スモッグについてです。先週の21日に府内で今年初めての光化学スモッグの予報を発令いたしました。例年5月から10月にかけては気温が高く紫外線が強いため、光化学スモッグが発生しやすいシーズンです。近年、大阪の大気汚染は改善されていますが、光化学スモッグは時折発生し、目がちかちかする、喉が痛いなどの被害を生じさせることがあります。大阪府では大気汚染の常時監視を行っております。光化学スモッグの原因物質の濃度が高くなるときに予報や注意報を発令しているので、発令されれば野外での激しい運動や水泳などは避け、屋内へ入っていただくなど適切に対応していただきたいと思います。 光化学スモッグの予報等の発令は市町村や報道機関などへお知らせするとともに、ホームページに掲載をします。その他、防災情報メールに登録いただいている府民の皆さんに直接メールでお知らせいたします。未登録の方はこの機会にぜひ登録をお願いいたします。 続いてヘルプマークについてです。ヘルプマークは外見からは分からない障害のある方や、妊娠初期の方などが周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるマークです。大阪府では今年度から大阪府地域福祉推進財団と協働してヘルプマークの普及、啓発を進めています。具体的には6月から大阪府および市町村でかばんなどに付けるヘルプマークの配布を開始するとともに、公共交通機関などでポスターの掲示などを実施します。ヘルプマークを付けた方を見掛けたら電車内などで席を譲ったり、困っておられるようであれば声を掛けるなどの行動をお願いいたします。
次に大阪府障がい者舞台芸術オープンカレッジ2017の参加者募集についてです。大阪府では平成13年度から障害のある方に芸術文化を体験していただくための取り組みを進めてまいりました。今年度は舞台芸術オープンカレッジ2017として芸術性や表現力を伸ばし、クオリティーの高い作品作りにつながるプログラムを実施するためにアーティストや音楽家などの専門家を講師に迎え、内容や回数を充実させます。また、障害の有無を問わず参加が可能であり、障害のある方の表現活動を支援する人材の育成なども同時に行います。6月の1日から30日まで参加者を募集いたします。成果の舞台発表は11月の26日、BiG-i ART FESTIVALで行います。ぜひ多くの方のご応募をいただきたいと思っております。参加者の中から東京オリンピック・パラリンピックの開会式や閉会式などの大きな舞台で活躍される人材が輩出されることを期待いたしております。