「ぼる塾」あんりさんの寂しいサラダ生活を変えたある方法
はるちゃん「いつも冷たいのが嫌なんだったらサラダじゃなくても、温かい野菜スープとかにしたら?」 田辺さん「毎回誰かに一緒に食べてもらうなんて不可能だからね」 ふたりと食べるサラダは温かく感じたのに、ふたりの返しは何だか冷たい。 でも、ふたりの意見はごもっともだ。 あんり、家で鍋やきんぴらや煮物やあんかけにして、野菜を食べることを始める。 そうしてよかった理由はいくつかある。 温かくたくさん野菜がとれること、仕事でウケてもスベっても野菜を切ってるとそちらに集中できて考えすぎなくなったこと、料理のレパートリーが増えたこと。 出汁しゃぶしゃぶ、具だくさんの豚汁、ほうれん草の胡麻和え、かぼちゃの煮物、蓮根のきんぴら、じゃがいものきんぴら、ポテトサラダ、肉じゃが、八宝菜風あんかけうどん。
走馬灯のキャスティングもだいぶ顔ぶれが渋くなっていい感じだ。 いまは自分の健康を、いつかは大切な人の健康を考えられるようになりたい。(あんり) 文/あんり(ぼる塾) イラスト/mame 構成/田中絵理子