抹茶を簡単に点てる驚きのコツ!「朝日焼」ワークショップでの感動体験
一歩足を踏み入れただけで、それまで急ぎ足だった時間の移り変わりが、ゆったりと感じられる。ディスプレイされた道具や器たちが、日常に自然に馴染んでいくことがイメージできる――。伊勢丹新宿店 メンズ館8階 イセタンメンズ レジデンスに、そんな、誰もが自然に心地よさを感じられる“JAXURY”をご紹介するスペースが誕生した。 伊勢丹新宿店メンズ館8階といえば、ちょっと気分を変えて一息つけるシックなカフェや、美しく香り高いフローリストもあり、ほかの人気フロアとはひと味違う魅力にあふれている。多くの伊勢丹ファンが、特別なお気に入りフロアとしてチェックしているのも頷ける。心地よい上質な日常服ブランド「オーカ・トランク」の奥の空間が、JAXURY SPACEだ。 発売中のFRaU5月号でも総力特集しているJAXURY。 JAXURYとは、日本発(Japan’s)ほんもの(Authentic)、心地よさ(Luxury)を意味する、Japan’s Authentic Luxuryの略称造語。各界の有識者で結成されたJAXURY委員会によって、日本のものづくりやサービスにフォーカスしながら、日本発のラグジュアリーを世界に向けて発信していくプロジェクトだ。 日本が誇る“もの・こと・サービス”の真の価値を提供し続けているブランドを定期的に紹介するこのスペースで、まず最初に、4月29日と30日の2日間、約400年前に京都・宇治に築窯された「朝日焼」十六世、松林豊斎氏による呈茶イベントが開催された。「朝日焼」はJAXURYアワードで「日常的な上質さ部門賞」を受賞している。 ワークショップで用意された宇治茶やチョコレートもJAXURYブランドである。JAXURYアワードで「唯一無二部門賞受賞」の「京都宇治茶房 山本甚次郎」のお抹茶、同アワードで「利他部門賞受賞」の鎌倉発祥の「メゾンカカオ」のチョコレートモナカ、「ハナレモナカ」。それらのブランドには、ものづくりへの真摯な姿勢を映し出す物語がある。 「今日のテーマは、“お茶が人生を豊かにする”です。生活リズムの中に、お茶を点てて飲むことを取り入れる。そうしたら、必ず人生が豊かになると断言できます」ワークショップが始まってすぐ、松林さんはそう力強く語った。