マンU元指揮官に3ヶ月で2度監督解任のローマが関心を示すとの報道。他に4人の監督候補の名前も「思い切った決断を下す」
セリエA・ローマは10日、イヴァン・ユリッチ監督の解任を発表した。3ヶ月で2度監督を解任することになったローマは、後任監督にプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督招へいを検討しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』が報じている。 今年1月に就任したダニエレ・デ・ロッシ元監督のもとで、リーグ戦を6位、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得して昨季を終えていたローマ。しかし、今季第4節終了時点で3分1敗となると、デ・ロッシ元監督の解任を決断した。その後イヴァン・ユリッチ前監督がチームを引き継いだものの、公式戦12試合で4勝3分け5敗とうまく立て直すことができず、クラブは3ヶ月で2度目の監督解任を決断している。 そんなセリエAの名門が次の監督候補として強く関心を示しているのが、今季早くもユナイテッドに解任されたテン・ハフ元監督だ。同メディアは、「ローマはベンチの再構成を決意しており、ユナイテッド元監督が主な候補として浮上している」と、オランダ人指揮官招へいに向けてローマが関心を示していることを指摘。 そして、「ローマはリーグ戦で5試合中4敗と成績が低迷しており、理事会は思い切った決断を下すことになった。元ユナイテッドの監督の到着はプロジェクトを活性化し、新たな戦術的ビジョンとドレッシングルームに強固な構造を提供する可能性がある」と、同元監督の招へいを検討している理由について伝えている。 もっともローマの後任候補には、クラウディオ・ラニエリ氏、ヴィンチェンツォ・モンテッラ氏、さらにロベルト・マンチーニ氏、リュディ・ガルシア氏の名前もあがっている。
フットボールチャンネル編集部