アジア最高額は? ACLEクラブ最新市場価値ランキング3位。280億超え!? 今夏には最強FW獲得
2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が開幕した。近年はキャリアの晩年を迎えたベテランだけでなく、これから最盛期を迎える注目の若手選手もアジアのクラブへ移籍するケースもあり、アジアの注目度は急速に高まっている。今回はACLE出場クラブの最新市場価値ランキングを紹介していく。※情報サイト『transfermarkt』が算出した金額を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月23日時点
3位:アル・アハリ・サウジ(サウジアラビア) 監督:マティアス・ヤイスレ 24/25リーグ戦成績:6位 総市場価値:1億7745万ユーロ(約283.9億円) 最高額選手:イヴァン・トニー(市場価値:5000万ユーロ/約80億円) AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの市場価値ランキングも、ついにトップ3に突入した。3位に食い込んだのは、サウジアラビアの強豪であるアル・アハリ・サウジ。総市場価値は大台越えの1億7745万ユーロ(約283.9億円)となっている。 アル・アハリ・サウジの現スカッドリストには豪華な顔ぶれが揃っている。プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)勢では、元マンチェスター・シティのリヤド・マフレズや元リバプールのロベルト・フィルミーノがいて、今年8月にはブレントフォードからイングランド代表の点取り屋イヴァン・トニーが加わった。 また、ユヴェントスやアタランタで活躍したトルコ代表のメリフ・デミラル、ACミランやバルセロナといった名門でプレーした経験のあるコートジボワール代表のフランク・ケシエも在籍しており、戦力は非常に充実している。 選手だけでなく、指揮官にも要注目だ。マティアス・ヤイスレ監督は現在36歳。2014年に25歳の若さで現役を引退すると、その後は現役時代の恩師ラルフ・ラングニックのサポートを受けて大学でスポーツ学を学び、指導者としての実力を蓄えていった。 レッドブル・ザルツブルクでは、監督としてオーストリア・ブンデスリーガ(オーストリア1部リーグ)やオーストリア・カップを制覇。2023年7月、アル・アハリ・サウジの指揮官に就任した。 現在、アル・アハリ・サウジはサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部リーグ)で6位。9シーズンぶりの優勝に向けて、チームは悪くないスタートを切っている。新進気鋭の若手指揮官がスター選手たちを上手くまとめ上げた時、2024/25シーズンはクラブにとって実りのあるものとなるだろう。
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