リヴァプールがジョタのゴールで逃げ切りに成功も……守護神アリソンにアクシデント クリスタル・パレスは後半躍動も追い付けずリーグ4敗目。遠藤航と鎌田大地はともに89分からのプレイ
リヴァプールがクリスタル・パレスを0-1で下した
プレミアリーグ第7節クリスタル・パレス対リヴァプールの一戦がセルハースト・パークで行われた。日本代表の鎌田大地と遠藤航はともにベンチスタート。控えから出番を待つ。 キックオフ直後いきなりゴールネットを揺らしたのはホームのパレス。CBのマーク・グエイが前線にロングボールを送り込んだ流れから、イスマイラ・サールが右サイドからクロスを送る。ゴール前で待っていたのは新加入のエディ・エンケティア、チップキックでボールを浮かしアリソン・ベッカーをうまくかわした。しかし、副審は旗を上げており、オフサイドを取られてしまう。 その後はリヴァプールがボールを持ち、パレスがハイプレスを行うも、徐々に押し込まれる展開に。 すると、9分にスコアが動く。左サイドでコスタス・ツィミカスがスペースを狙うパスを送り、反応したコーディ・ガクポがダイレクトでクロスを供給。ゴール前にディオゴ・ジョタが走り込み、先制点を挙げた。 そこからはリヴァプールの時間となり、34分には再びジョタに決定機。しかし、これは決められず、0-1のまま試合を折り返す。 追い付きたいパレスは60分にフィリップ・マテタとウィル・ヒューズを投入。マテタは192cmの長身の持ち主で、前線でターゲットマンになれるストライカーだ。 そのパレスに決定機。ハイプレスでライアン・グラフェンベルフからボールを奪うと、エンケティアがペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。しかし、シュートはアリソンの正面に飛んでしまい、同点ゴールは奪えない。 リードするリヴァプールだが、守護神GKアリソンにアクシデント。プレイが途切れたタイミングでピッチに座り込んでしまい、アルネ・スロット監督は公式戦デビューとなる23歳のヴィテツラフ・ヤロシュを送り出す。 89分両チームが動く。パレスはトレヴォ・チャロバーに代えて鎌田を、リヴァプールはカーティス・ジョーンズに代えて遠藤を投入する。 その後、鎌田はスルーパスから、遠藤はボール奪取からそれぞれ良さを見せるも、スコアは動かず0-1でアウェイのリヴァプールが勝ち点3を獲得した。 一方のパレスは敗れたことで今季リーグ4敗目に。後半は前半と打って変わって攻守両面で悪くない戦いを披露していたが、1点が遠い展開となってしまった。 クリスタル・パレス 0-1 リヴァプール 【リヴァプール】 9分 ディオゴ・ジョタ
構成/ザ・ワールド編集部