大阪マラソン参加定員2千人増 ── 「連続落選者枠」など新設・4月6日から募集開始
大阪マラソン組織委員会は10日、10月25日に開催する「第5回大阪マラソン」のランナーを4月6日から募集すると発表した。定員は今回から2千人増やして3万2千人。過去の大会に落選した「連続落選者」を優先的に抽選する枠も設けられるなど、参加できるチャンスも増えそうだ。
「市民アスリート枠」「連続落選者枠」を新設
同マラソン組織委員会によると、今年から参加定員を2千人増やしたほか、「自己ベストタイム更新」を目標にトレーニングを積み重ねている市民ランナーを応援する「市民アスリート枠」を新設。同マラソンが独自に算出した年代、性別ごとの基準タイム以内の記録を有する1000人を、4月2日から先行募集する。 参加資格に年代・性別ごとの基準タイムを設けるのは、大規模市民マラソンでは初の取り組みだという。この枠の募集期間は4月2日午前10時から同17日午後5時までで、先着1000人となっている。 また、第3回・4回に同マラソンへインターネットで個人エントリーし、この2大会へ連続落選した人を優先的に抽選する「連続落選者枠」も新設する。種目は「マラソン(個人)」のみで、一般エントリーすると該当者を自動的に抽出。まず1000人枠で優先的に抽選を行う。この抽選に外れた場合は、再度2万8千人枠の抽選対象となる。これに関しては、特別なエントリーや手続き不要となっている。
出場ランナーの募集は4月6日から5月8日まで
このほか「なないろチーム対抗戦」を新設。これは、エントリー時に選択する同マラソン7つのチャリティカラーをもとに出場者全員が「7色のチーム」に分かれ、チームごとの平均タイムを競うもの。これで優勝したチームメンバーの中から抽選で500人に、次回第6回の出場権が進呈される(車いす、チャレンジランは対象外)。 出場ランナーの募集期間は4月6日午前10時から5月8日午後5時まで。詳しい問い合わせは2月19日から「大阪マラソンコールセンター」(06・6445・3978)で午前10時から午後5時まで受け付ける。または同マラソン公式サイトまで。