アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.43 世界に3台しかないマセラティ GT2 Stradale登場!「MASERATI Shinsaibashi編」Part1
古くからお取引いただく八光自動車工業様より、心斎橋にあるマセラティのショールームが新CIに合わせてリニューアル完了との知らせを受け、師走の大阪を訪ねました。
お店はこちら、マセラティ心斎橋(MASERATI Shinsaibashi)。創業65周年を迎えた八光自動車工業による、心斎橋の一等地に構える、旗艦店の一つといえるでしょう。 アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.43 世界に3台しかないマセラティ GT2 Stradale登場!「MASERATI Shinsaibashi編」Part1
ショールームリニューアルでお披露目会に潜入
先ずショールームに入って右手、額の様に切り取られたウィンドーから見えていた「GT2 Stradale」が迎えてくれます。まだ世界中に3台しかないらしく、当然だけどプリ・プロダクションモデルだそうな。それでも、レーシーな見た目は魅力たっぷり。ドアが開けられたら、深いバケットシートに乗り込んだお客さんが多かったのは、その証明と言えるでしょう。ナンバーが付いたら、外も中もじっくり拝んでから、走らせてみたいですね。
長堀通沿いのショールーム外観。新CIのコンセプトは、1台のみ展示車を拝めるスタイル。まるで絵画の様だ。 この日のお披露目会には、関係者としてマセラティジャパンからトップマネジメントと、在大阪イタリア総領事館から総領事もお見えでした。さすがマセラティはイタリアの高級ブランド、イタリア人の外交官もショールーム内で、クルマやロゴをバックに写真を撮りまくっていました。彼らにとっても「MASERATI」は、高嶺の花と言える存在だろうし、食指が動くカーブランドの一つでしょうから。
この日のお披露目会で、GT2 Stradaleと同じくらい目を引いたのは、トライデントを象ったフラワーアレンジメント。なんと3,200本のお花を使ったそうで、遠目から見るとタペストリーっぽいが、近寄れば一つ一つが小さなお花であることに気づく。広報担当が女性だけに、この辺りのセンスは流石と思わせる演出です。
ショールームに目を移しましょう。外観は、黒を基調にしたルーバー状のウィンドーが「何だろう?」と目を引き、一か所だけ1台分の枠がありますから、まるで絵画の額縁のよう。今回のお披露目会では新型のスポーツカーが展示されていましたが、通常は見せたい車を定期的に入れ替えるスタイル。ふつうは様々な車が並んでいるのを見せると思うが、逆のコンセプトが面白いし、走っているクルマから把握しやすいかもしれません。ある意味、理にかなっているのでしょう。