ロバーツ監督、大谷翔平の「水原騒動」後の変化語る「翔平は以前より自立した強い人間になった」
NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送。ロバーツ監督や同僚が、「水原騒動」以後の大谷の変化を明かした。 【写真】ロバーツ監督にタッチで迎えられる大谷翔平 ドジャース大谷翔平投手(30)は3月の韓国での開幕戦直後、当時通訳だった水原一平被告の違法賭博問題が発覚。その後は自己ワーストの開幕から40打席本塁打なしと苦しんだ。 ロバーツ監督は、大谷が水原被告との関係を絶った後の変化を説明。「翔平は以前より自立した強い人間になった。すべて自分でしなければならなくなったけど、それは彼にとってよいことだった。あまり誰かに頼りすぎると、それが成長を妨げることもある。以前は球場までの運転さえ、自分でしなかった時もあったが、自分で運転するようになり、予定表の受け取りなども自分でするようになった。それでようやく、翔平は本当の自分になれた」と語った。 大谷は「僕は負い目を感じることもないので。何を言われてもグラウンドで自分の仕事したいなと。自分が好きでここまで(野球を)やってきて、やっとこれたこういうところ(メジャーリーグ)で、そういう風に(負い目を感じて)思ってプレーすること自体がもったいない。あんまりグラウンドとグラウンド外のところで、引きずることはなかった。ラインアップの1人として、チームになじみたいなとか、ファンに認められたかった」と当時の心境を明かした。