【高校サッカー】高川学園が「トルメンタ」さく裂 3年前に敗れた青森山田から先制点
<全国高校サッカー選手権:青森山田-高川学園>◇31日◇2回戦◇NACK 高川学園(山口)が「トルメンタ」で先制点を奪った。0-0の後半7分、右CKでこの試合初の奇策を発動。4選手が輪になって手をつなぎながら反時計回りに回転後、四方八方に散らばる。キッカーはゴール前に走り込んだ味方にボールを届けるそぶりを見せながら、輪から抜けた1選手にショートパス。パスを受けた選手の左足シュートは左ポストをたたいたが、跳ね返りをつないで最後はFW大森風牙(2年)が押し込んだ。 【写真】「トルメンタ」を披露する高川学園の選手たち(2022年撮影) 相手のマークを混乱させる独自セットプレーの「トルメンタ」。3大会前の準決勝では青森山田にセットプレーのチャンスをもらえず、0-6で大敗。リベンジに向け、貴重な先制点を挙げた。