【カンナS】エコロジークが2歳日本レコードで無傷の連勝 ルメール「決してオーバーペースではない」
21日の中山9R・カンナS(2歳オープン、芝外1200メートル)は、二の脚を利かせてハナに立ったルメール騎乗の1番人気エコロジーク(牡・森秀)がそのまま押し切ってV。勝ちタイム1分07秒2(良)はJRA2歳レコードで、2着モズナナスターに2馬身半差をつけてフィニッシュした。 騎乗したルメールは「決してオーバーペースではなく自分のペースで走れました。それでレコードタイム。能力があります」と笑顔。管理する森秀調教師も「すごいスピード。ゲートの1歩目は普通だけど、そこからの加速がすごい」と舌を巻いた。 気になる次走について同師は「まだレーティングの関係などで選ばれるかは分かりませんが、可能であればブリーダーズカップ・ジュベナイルターフスプリント(11月1日=米GⅠ、デルマー芝1000メートル)に行きたい」とぶち上げ、ルメールも「彼(エコロジーク)はもともと(米国生まれの)アメリカンホース。バックホームだから問題ないでしょう(笑い)。十分なスピードがあるし、イケると思います」と太鼓判。今後の動向から目が離せない。
東スポ競馬編集部