【聖心女子大学】の緑豊かなキャンパスへ!校内に畑?学生以外が利用できるカフェレストランも!
「Green Thumb」では、生ごみを畑に還し、おそば屋さんからもらった「出汁がら」や「鶏ふん」を堆肥として活用。完全無農薬の野菜を育てています。 「私もそれにならって、自宅で小さなコンポストを始めようと思っています。牛乳パックに野菜クズや古土、米ぬかなどを入れると堆肥ができるそうです。生ごみがどのように分解されていくのか観察したいので、透明なペットボトルを使って挑戦したいです」 卒業後は、小学校の教員になるパーカーさん。自身の経験を活かし、「都会の子どもたちに、土を触る楽しさや植物を育てる喜びを伝えていきたい」と話します。
もともと自然が好きだった高橋さんは、都市で畑を作るドキュメンタリー映画を観たことがきっかけで「Green Thumb」に入部。 「あえて都市部で畑を作るからこそ、人との交流が生まれる。映画からそれを学び、『Green Thumb』の活動に興味を持ちました」 自分たちの手で育て、収穫した野菜を調理して食べる…それがクラブの一番の魅力だと語る高橋さん。 「冬はこんにゃく芋からこんにゃくを手作りし、大根を収穫して豚汁を作りました。手間はかかりますが、野菜がどのように育ち食卓に並ぶのか…それを知ることは、とても面白いし、学びも多いです。スーパーで買い物する時も、なるべく自分が住んでいる地域と近い産地の食材を選ぶようになりました。そうすることで輸送のためのエネルギーを減らすことができますし、地域活性化にもつながります」
海外移住にも興味があり、昨年、ドイツで1カ月ほどファームステイを経験した高橋さん。 「現地の方と農作業しながら生活し、さまざまなことを学びました。お世話になった農家では、家庭で消費する分しか野菜を作らなかったり、家畜のふんを堆肥にしたりと、生活に必要なものや廃棄物を家の中で循環させて、小さなサステナブル社会を実現させていたんです。自分の生活にも応用していけたらと思います」 「Green Thumb」の畑では、野菜以外にも完全無農薬のハーブを育てています。 そのハーブをブレンドしたハーブティーが飲めるということで、4号館にあるカフェレストランへ!