【聖心女子大学】の緑豊かなキャンパスへ!校内に畑?学生以外が利用できるカフェレストランも!
学生以外も利用できるエシカルなカフェレストラン
2つめの学生食堂として営業している「La Mensa jasmin(ラ メンサ ジャスミン)」。学生や教職員だけでなく、「聖心グローバルプラザ」への来館者など、近隣の方にも気軽に楽しんでもらえるようお店を開放。 「グリーンサム ブレンドティー」の他、BIOをふんだんに取り入れた“地球にも健康にも優しい”オリジナルメニュー、オーガニックドリンクなどを提供しています。
2017年に「カフェ・ジャスミン(Cafe Jasmin)」としてオープンしたこちらのお店。コロナ禍には開かれた学生食堂としての運営が困難な時期もありましたが、支配人を引き受けた棟方さんが創意工夫で切り盛りしています。 「生産者の顔が見える野菜を使うことにこだわり、皆さまに安心して召し上がっていただくことを大切にしています」
以前は石川県能登半島から野菜を仕入れていましたが、地震の影響で困難に。一刻も早い復興を願い、畑が回復したら仕入れを再開するそう。 「野菜はすぐにできるわけではなく、土壌から長い月日をかけて育成するので、信頼できる生産者さんと長期的な関係を築いていきたいと思っています。能登の生産者さんとも直接コミュニケーションを取りながら、安心安全な野菜を提供したいです」
「グリーンサム ブレンドティー」は、レモングラスやステビア、ミントなどがブレンドされ、自然の甘味を感じる爽やかな味。健康志向のお客様からも評判だそう。 「グリーンサムの皆さんがハーブをたくさん収穫してきてくれるので、お店で乾燥させて細かく刻み、ブレンドして提供しています。無農薬で安心安全、地産地消を体現しているお茶だと思います」と棟方さん。
ベビーカーも楽々通れるゆったりした空間。広くて清潔なナーシングルーム(授乳室)もあるため、ママ会やパーティー、音楽イベントなどにも広く利用されています。 学生にとっても、ここで友達とゆったり過ごす時間は特別なものだそう。 持続可能で平和な世界の実現を目標に、循環型のライフスタイルから多くを学び、ローカルな社会課題に目を向けている聖心女子大学の学生たち。 「社会に貢献できるか」を意識することで柔軟な発想が生まれ、やがては立派なリーダーへと成長していくのかもしれない。 (取材・文/みやざわあさみ)