【ホラーより恐怖】その女キケン!!ストーカー化した客が怖すぎる!近所へ引っ越しも…!?阻止した方法を聞く
アパレル業界で約10年の接客経験を持つゆき蔵(@yuki_zo_08)さんが、当時の実体験をベースに描いた漫画「女社会の知られざる闇。」には、まさに“女社会の闇”が描かれており、ゾッとするエピソードが満載だ。ついつい怖いもの見たさでページをめくる手が止まらない。今回はゆき蔵さん自身が、同性のストーカーに悩まされた話を紹介する。もともと「ちょっと距離感が近いな」と感じていた女性客がどんどんストーカー化していく様は、まさにホラーである。 【漫画】本編を読む/顧客と店員という立場を利用した巧妙な手口とは!? 最初は、いたって普通の客のように思えた。百貨店での買い物が慣れていない様子の若い女性客に対し、ゆき蔵さんは「頑張って来てくれたんだろうな」とほっこりした気持ちで接客をした。「私はこのとき夢にも思わなかった」とのちにゆき蔵さんは語る。「まさかこの女性がストーカーになってしまうだなんて」と。長いストーカー被害へのはじまりの鐘が鳴った。 この女性客・粘田様(仮名)は、頻繁に店に通うようになった。しかし、なぜかゆき蔵さん以外の接客は受けない。それどころか、ほかの店員が少しでも話しかけようものなら「私はゆき蔵さんの顧客なので、そういうの結構です」と怒鳴るのだった。次第に、自分以外の顧客にゆき蔵さんが接客をすることに対しても嫉妬するようになり、次々と問題行動を起こしていく。 粘田様についてゆき蔵さんに話を聞いてみた。 ――「連絡先教えて」と迫られていましたが、どのように回避しましたか? 基本的にはお客様との連絡交換は禁止だったので、あくまで「会社からの指示です!」と伝えました。しかしその後に、シフトを全部教える羽目になったので自分の首を絞めた感じもします(笑)。 ――待ち伏せや帰宅路でのつきまとい行為も怖かったかと思います。でも、同じ最寄り駅に引っ越してこようとしたことが一番恐怖だったかと思いますが、どのように対応しましたか? まさか同じ駅に越して来ようとするとは思わなかったので、聞いた時は血の気が引きました。「絶対に阻止せねば!」と思い、とっさに本当の最寄駅から数駅離れた駅名を伝えました。嘘も方便ですね! 今回のエピソードは、女性に対して、同じ女性によるストーカー行為である。同性同士ということで、なかなか被害状況が問題視されにくい上、アパレル店員であるゆき蔵さんに対して、顧客という立場を利用した巧みなストーカー行為だったため、なかなか対応が難しい一面もあった。顧客と店員という立場、同性同士のストーキング行為…「もし自分だったらどのように対応するだろうか?」という点も含め、考えながら読んでみてほしい。 作中で粘田様は、あらゆる手段で距離を詰めてくる。「売上に貢献しているのだから」というのが粘田様の大義名分だが、それは推しへの課金やホストへの貢ぎと似ているようで、見返りを求めている時点で異なる気も…。記事で紹介しきれなかった問題行動の数々が漫画では描かれている。あなたはこれを読んでどう思うだろうか? 取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)