預金していますが、ぜんぜん利子が付きません。普通預金には利子は付かないのでしょうか?
利子が目的なら定期預金や貯蓄預金が適している
預金で利子を貯めたいのであれば、普通預金ではなく定期預金や貯蓄預金といった方法を検討してください。普通預金とは異なり、満期を設けていたり、自由に引き出しができたりしない分だけ、計画的にお金を貯めていけます。 ■定期預金は期間を決めて預け入れをする預金 定期預金は、1ヶ月~10年というように期間を決めて預け入れをする預金です。普通預金よりも金利は高く設定されていますが、原則として自由に引き出しができません。固定金利と変動金利の2種類に分類されており、子どもの入学や進学、住宅の購入などの一定資金が必要なタイミングと満期を合わせてお金を貯められます。 ■貯蓄預金は基準残高以上になると普通預金よりも金利が高い 貯蓄預金は、残高が定められた基準金額を超えることで、普通預金より金利が高くなります。残高によって金利が段階的にアップする、満期を設けていない、いつでも自由に現金を引き出せるなど、自由度の高さが特徴です。 ただし、適用金利は情勢や金融機関によって異なる、公共料金の引き落としや給与の振込先口座には指定できませんので注意してください。
目的に応じて預金口座を使い分けよう
普通預金の金利は0.001%といったケースも多く、ほとんど利子が付かないと認識して良いでしょう。普通預金は給料の振込先口座にしたり、公共料金などの引き落としといった目的で利用したりするのが適していて、お金を貯めることが目的なら定期預金や貯蓄預金などのほうが良いでしょう。 ただし、金融機関によって金利設定が異なるため、事前に比較・検討を行うことを心がけてください。 出典 株式会社Habitto あまりに低くて自分の預金金利を知らない人が6割?(PRTIMES) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部