GPT-4oは英語学習にぴったり!発音練習もスピーキングも、これがリアルな使い方【動画あり】
トピックトークやディベート、アイデア出しにも付き合ってくれる
次がスピーキング。 日本人が英語学習でつまずきやすいのは、アウトプットの機会が少ないからだと言われています。 GPT-4oは、おしゃべりにも付き合ってくれます。AIは経験則からくる意見や、感情を持った受け答えはしてくれませんが、ユーザーが話したことに対して問いかけをしてくれたり、最適な返答をくれたりします。 会話が続かない、もしくはトピックが思いつかないときは、読んでいる本やニュースの話題を振ってみるといいでしょう。 筆者は、社会問題についてどのような意見があるのか、反応に困る話題を振られたときにどういった切り返しをすると摩擦を起こさずに済むのか、といった質問をしたことがあります。 あるときは、ディベートの練習に付き合ってほしいと頼むと、賛成/否定両方の切り口と、考えうる論理的説得法などをいくつか教えてくれました。 ブレインストーミングの手伝いも得意で、筆者が「コラム記事を書いているのだけど、冒頭部分が難しくて」などと相談すれば、様々な切り口の提案をしてくれました。
24時間、無料で話せる言語学習の相棒
時間を気にすることなく24時間話しかけられることはもちろん、イギリス英語やオーストラリア英語などのアクセントにも対応可能なので、GPT-4oと話すメリットは計り知れません。しかも、これらの機能はすべて無料で使えます。 話した会話の内容は文字起こしされているので、あとで復習できるのもありがたい。 筆者は数年にわたってオンラインの英会話を続けていて、平均して1日1時間ほど様々なトピックについて話しています。しかし、海外に住んでいた頃と比較すると英語を話す時間が圧倒的に少なくなっていて、語学力の低下を感じていました。 GPT-4oがローンチされてからは、音声機能を常にONにして、なにかあるたびに話しかけることで、昔の感覚を取り戻そうとしています。 まだ数日ではありますが、インタラクティブな練習は、インプットの量を増やすよりも効果的だと感じていますよ。 Source: OpenAI, Project Gutenberg, YouTube
中川真知子