現代アートからフォトコラージュまで。個性際立つ“アートTシャツ”はグラフィックの宝庫だ!
美術館併設ショップで売られることが多いアートTは、引き込まれるグラフィックの宝庫だ。 ▶︎すべての写真を見る47136 現代アーティストによる逸品からフォトコラージュまで、さまざまな個性が際立つ。
「TAGS WKGPTY×田島一成」
アート・グラフィックデインに根差した表現を追求したプロジェクト、TAGS WKGPTYと写真家である田島一成氏とのコラボレーションTシャツ。花の生命力をモノクロームで描いたもの。
「民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある」展
6月末まで世田谷美術館で開催中の「民藝MINGEI」展オリジナルTは、染色家・型染めアーティストである宮入圭太氏が描いた型染作品をもとにしたもの。 親しみやすいグラフィックで、「民藝」を説いた思想家・柳宗悦の仏教美学、美信一如の教えをシンボル化して表現。
直島銭湯「I♥湯」
瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島。そのシンボルのひとつとして知られる施設が、現代美術家の大竹伸朗氏が手掛ける直島銭湯「I♥湯」だ。 オリジナルTシャツは実際に足を運ばないと手に入らない。
色鮮やかなタイダイバージョンは、背中に施設のシンボルである“ラブ美”のプリント入り。
ほっこりするロゴの♥部分は、金の箔押しが施される。
「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」
黒人の美学と日本の民藝を融合させた“アフロ民藝”を標榜する芸術家、シアスター・ゲイツ。彼のプロジェクト、Dorchester Industriesの新作Tシャツは味わい深いプリントがいい。 9月1日(日)までの期間、森美術館にて「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」が開催中。 品田健人=写真 島津由行=スタイリング 長谷川茂雄=編集・文
OCEANS編集部