夏も多い車トラブル JAFに密着 パンク、バッテリー上がり、インロック…夏休みに知っておきたい“傾向と対策”
JAF長野基地 班長・小宮一樹さん: 「早めにこの鍵をもとに合い鍵を作っていただいて」 男性作業員(50代): 「焦りました。帰れないかと思いました。とても作業早くて助かりました」 鍵には音がするキーホルダーなどをつけておくと良いそうです。 男性作業員(50代): 「ありがとうございました。助かりました」
■夏の鍵トラブルには特に注意を
一方、夏場の鍵トラブルは一大事になりかねません。 7月、岡谷市では鍵を車内に残したまま、ロックがかかってしまい乳幼児が閉じ込められる事故が発生。2人は熱中症の症状で救急搬送されました。 JAFも、鍵は必ず携帯するよう呼びかけています。
■夏場最も多いのは「バッテリー上がり」
さて、夏場の出動で最も多いのは、「バッテリー上がり」。 ライトの点けっ放しやバッテリーそのものの劣化が原因です。
この日、小宮さんが最後に対応したのも「バッテリー上がり」でした。 依頼したのは、80代の夫婦。トランクが閉まり切っていなかったようで、トランク内のライトが点灯したままに。 JAF長野基地 班長・小宮一樹さん: 「長い時間(トランク)開けっ放しですと、電気流れっぱなしになりますので」
買い物を終えて帰ろうとしたところ、エンジンがかからなくなってしまいました。 ジャンプスターターという機械でバッテリーに電気を供給します。
無事、エンジンがかかる―。 JAF長野基地 班長・小宮一樹さん: 「今6時半なので7時半ぐらいまではエンジンかけっ放しにしてもらって。ディーラーさんに見てもらったときに充電するのがベスト」 小宮一樹さん: 「お待たせしました」
■エアコン使用で上がりやすくなる
気温の高くなる夏は、冬と同様エアコンの使用頻度が高くなります。早く涼しくなろうと風量も強めにすると、電気の使用量も増えバッテリー上がりを起こしやすくなるということです。 また、運転しない時間が長かったり、走行距離が短ったりするとバッテリー上がりを起こしやすくなるため、1週間から2週間に一度は30分ほどエンジンをかけた方がよいということです。
■トラブル防止に「定期的に点検を」
夏場も多い車のトラブル。 暑さによる疲労や集中力の低下で事故も起きやすくなるため、小宮さんは「余裕を持った出発」「適度な休憩」そして「事前の点検」が大事だと話しています。 JAF長野基地 班長・小宮一樹さん: 「日頃からタイヤ溝の状態、ヒビ、バッテリーも点検をしっかり行うということでトラブルは防げる。大事な命を乗せている車両になりますので、しっかりと定期的に点検を行う。何かチェックするということは大事。 」
長野放送