冷え込む北アルプス・上高地、紅葉進む 観光客が秋堪能「雄大な景色で大満足」
河童橋周辺、シラカバやカエデ色づく
長野県松本市安曇の北アルプス・上高地で、広葉樹の紅葉が進んでいる。晴れ渡った21日、河童橋周辺ではシラカバやカエデが色づき、大勢の観光客が秋らしい景色を楽しんだ。 【写真】北アルプス涸沢で一気に紅葉がピーク
例年より10日ほど遅め
上高地インフォメーションセンターによると、今季の紅葉は例年より10日ほど遅め。妻や友人らと訪れた川井典道さん(63)=東京都=は「思っていたよりも雄大な景色。紅葉と青空がきれいで大満足です」と喜んでいた。 気象庁によると、この日の県内の最低気温は30カ所の観測地点のうち25カ所で今季最低となり、松本は3・3度で11月中旬並み。上高地では広葉樹の紅葉に続き、カラマツの黄葉が今月末にピークを迎える見込みで、11月上旬まで深まる秋を楽しめそうだ。