【10分で学ぶ】人生を変える、「お金」に関する10のこと(海外)
2. お金がどこに消えているのかを知る方法
ほとんどの人は、自分の銀行口座に毎月どれぐらいのお金が入ってくるのかを知っている。だが、出ていくお金についてはどうだろう? 外食に、サブスクリプションに、コーヒーに、毎月どれぐらいのお金を使っているか、あなたは把握しているだろうか? きっと実際には、自分で想像するよりも多くを使っているに違いない。 もし、そうした日常的で小さな出費を退職金口座に振り込むことができれば、複利の作用で、長期的には何千ドルにも成長するだろう。 では、どこで節約できるのだろうか? そのためにまず、自分が何にお金を使っているのかを知らなければならない。世間には支出を自動的に分類および追跡するアプリがたくさん出回っている。いくつか例を挙げると、日本だと「マネーフォワード ME」や「マネーツリー」などだ。 そうしたアプリを使いたくないなら、コンピューターでスプレッドシートを作成するのもいいし、ノートに手書きするのもいい。
3. お金に対する考え方を変える方法
一般的な考え方とは違って、裕福になることは必ずしも収入の多さと関係していない。想像以上に心理や考え方と深く結びついている。 これは誰にとってもすばらしい知らせだ。なぜなら、裕福な人々を見習って、考え方や信条、あるいは習慣を変えることは、誰にだってできることなのだから。 まずは、お金を節約するあるいは使う対象とみなすのではなく、投資の手段と考えることから始めよう。みずからの力でミリオネアになったグラント・カードン氏はアントレプレナー(Entrepreneur)でこう書いている。 「投資することだけが、お金を節約する唯一の理由となる。節約したお金を、安全で神聖な(決して手を出さない)口座に預けよう。その口座のお金は、どんなときも、緊急事態でさえも、絶対に使わない。そうすることで、人はステップ1(収入の増加)を続けざるをえなくなる。私はこれまで、少なくとも年に2回は、お金が尽きる瞬間がある。余ったお金を、いつもアクセスできないベンチャーに投資しているからだ」 次に、裕福な人々と同じ選択をする、つまり「お金持ちの習慣」を身につける。一代で富を築いたT・ハーブ・エッカー氏は、「富を築く最短にして最も簡単な方法は、お金の扱いに精通する裕福な人々の生き方を正確に学ぶこと」と述べている。