「買い取りオプションを設定」 ユベントスで今季出場なしのMFアルトゥール、新天地はラ・リーガに決定か?「交渉が活発化」
ユベントスのブラジル人MFアルトゥールが、レアル・ベティスへレンタル移籍する可能性が高いようだ。スペインメディア『LA RAZÓN』が、現地時間20日に報じた。昨シーズンはレンタル先のフィオレンティーナで存在感を放ったアルトゥールだが、今季は一度もまだピッチに立っておらず、今後の動向に関心が集まっている。 28歳のアルトゥールは、2020年夏にバルセロナからユベントスに加入。期待されていたような活躍を見せることができず、2022年9月にリバプールへレンタル移籍を強いられる。しかし、長期離脱を余儀なくされ、わずか1試合の出場に終わった。それでも23/24シーズンには、フィオレンティーナに貸し出されると、ビンチェンツォ・イタリアーノ監督の信頼を掴み、セリエAの33試合に出場。中心選手として活躍した。今季は保有元のユベントスに復帰しているが、未だに出場機会を一度も得られていない。 同メディアは、「元バルセロナのアルトゥールは、冬の移籍市場でユベントスをレンタルで離れることになり、彼の希望はラ・リーガに戻ることだ」と報じ、「最近ベティスとアルトゥールの間で交渉が活発化している。今シーズンのユベントスでは出場機会がなかった彼に対して、イタリアのクラブは彼の移籍を妨げる考えはない。一方でベティスは、500万ユーロ(約8億円)の年俸のうち半分を負担し、約1000万ユーロ(約16億円)の買い取りオプションを設定する予定だ」と伝えている。交渉がスムーズに進めば、アルトゥールは再び、スペインでプレーすることになりそうだ。
フットボールチャンネル編集部