「風が一番のネックに…」なぜ消火活動難航…猪口議員宅で火災 2人死亡
◆鎮火まで9時間近くかかった今回の火災。なぜ、これほどの時間を要したのでしょうか。 冨岡さんは、消火活動に時間を要した要因の一つとして、風を挙げています。 27日夜は、南西から強めの風が吹いていました。部屋の間取り図でみると、玄関がちょうど風下になります。 冨岡さんは「避難者は、まず玄関を目指すため、消防は、玄関付近から救助・消火活動を始める。しかし、今回は、風の影響で玄関近くに熱気がたまり、活動が難航した可能性がある」といいます。 広範囲に焼失している現場から、どのように出火原因を特定していくのか。 冨岡さんは「最も燃えた場所を特定し、そこに出火原因がある場合が多い。例えば、近くに“油性成分(灯油・ガソリン)”の有無などで、火災につながった原因を絞り込んでいく」といいます。
テレビ朝日