「年齢を重ねて実感する心地良さ」ブローダー永原太蔵さんのマイルドなモノ選び
年齢を重ねて特に実感しているのが、日常的に使うものこそ、優しく低刺激であることが重要だということ。 ▶︎すべての写真を見る
それは、実際に手で触ればすぐにわかりますが、見た目にもマイルドなのが大切。
やはり角があるものより、どこか丸みのあるもののほうが、なんだか心地がいいんですよね。
ここ5~6年は、置き時計でもカトラリーでも、頻繁に使うツールはどこかそんな優しさを持っているものを意識して選んでいます。
優れた建築物が、日の光や変わりゆく季節を考慮して作られているように、真に価値あるツールは、使う人の快適さを奥深くまで計算して作られている。
こうしたものを見ると、最近つくづくそう感じます。 高橋絵里奈、品田健人、箱島崇史=写真 長谷川茂雄、黒澤卓也=文
OCEANS編集部