写真：クラウド Watch

　株式会社ミロク情報サービス（以下、MJS）は7日、自社の財務・会計システム5製品（以下、MJSシステム）と、SCSK株式会社のノーコード業務システム開発ツール「CELF」とのAPI連携を開始したと発表した。なお連携は、MJSシステムのオプション機能「AI仕訳」を通じて行うとのこと。 　CELFは、Excelのような操作を持ち、専門的な知識や技術がなくとも業務アプリを簡単に作成できるノーコードのシステム開発ソリューション。予算実績管理業務や見積もり・案件管理業務、その他独自の帳票などを、プログラミングを行うことなく開発できるという。 　今回のAPI連携では、CELFで作成した各種仕訳データを、「AI仕訳」によって過去の仕訳データと照合したうえで仕訳を生成し、MJSシステムに直接取り込むことが可能になる。これにより会計・経理部門の担当者は、CELFで作成した仕訳情報を会計システムに転記する作業や勘定科目を選択する手間がなくなるとのこと。 　なお、今回の連携対象となるMJS側の5製品は、以下の「Galileopt DX財務大将」「MJSLINK DX財務大将」「ACELINK NX-Pro会計大将」「ACELINK NX-CE会計」「かんたんクラウド会計」の5製品・サービスである。