ユヴェントス、21歳のCBシウヴァ獲得へ総額57億円の正式オファーもベンフィカが拒否か
ユヴェントスがベンフィカに所属するアントニオ・シウヴァの獲得を目指し、ベンフィカへ正式オファーを提示したと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が30日、伝えている。 主力のブレーメルに加えて、新加入のフアン・カバルが長期離脱し、センターバックの補強が急務となっているユヴェントス。厳しい台所事情の中、代役として起用していた主将ダニーロを今冬、構想外とする決断を下し、新たなCBの獲得を模索している。 ユーヴェは、ベンフィカに所属する21歳のポルトガル代表シウヴァをリストアップ。今冬の補強における1人目のターゲットとし、ポルトガルのクラブに対して買い取りオプション付きのローン移籍で総額3500万ユーロ(約57億円)の正式オファーを提示したことが伝えられている。 ユーヴェ側は、即時支払うレンタル料を500万ユーロ(約8.1億円)、買い取りOP行使の際の移籍金を3000万ユーロ(約49億円)に設定したが、ベンフィカは、ユーヴェから届いた最初のオファーを拒否したとみられている。なお、ベンフィカの指揮官ブルーノ・ラージは28日、シウヴァの放出の条件に言及。「財布をいっぱいにする必要がある」と発言し、契約に設定された違約金を支払う必要性があることを示唆している。また、選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏も、シウヴァがユーヴェ移籍を希望していることを明かしつつ、「クラブが決めることだ」とベンフィカの意向次第となる可能性に言及した。