今年注目の文具はコレ! 「日本文具大賞2024」グランプリ&優秀賞を一気見せ!【最新ヒット良品と秘密基地づくり】
<機能部門>
道具の本質とは? それは機能性にほかならない。日々使う文具であれば、“いかに不便を便利に変えてくれるか”が求められるポイント。
【優秀賞】 ■整理済みのクリアファイルを、簡単作業でひとつに管理
片山商会 「インデックスクリップ&ファイルジョイント」(880円) 【リングファイルの可能性を拡大する、ものづくりのまち・東大阪の企業らしいアイデアに富んだ製品。シンプルな構造ながらありそうでなかったスグレモノ。 名もなき雑務を解消するだけでなく、ユーザーの発想で思わぬ使い方が生まれる可能性を秘めている点に期待(髙橋さん)】 見出し及びクリップ機能を発揮するインデックスクリップと、リングファイルの開閉不要で脱着できるファイルジョイント。これで複数のクリアファイルに分かれた書類をひとつのリングファイルで簡単に管理することが叶う。
【優秀賞】 ■アルコールに強く、凍結面、水ぬれ面にも細かく書ける
コクヨ 「リサーチラボペン」(396円) 【水と混ざりにくく、結露した容器や凍結した容器にも書けるという性能を“研究環境に適したペン”というコンセプトに特化させたアイデアが秀逸。ペン先を細く、小さな文字も書き込みやすくしたプロ仕様は、特定の業種から熱烈な信頼と支持を受けること間違いなし!(髙橋さん)】 アルコールに耐性があって水と混ざりにくく速乾性にも優れた特殊インクを採用したペン。ペン先に硬い素材を用いることでマイクロチューブのフタなど、小さな面にも細かい文字が書き込める。インクは赤と黒の2色展開。
【優秀賞】 ■ペン先を回転させて、アナタ好みの書き心地にチューン
セーラー万年筆 「TUZU アジャスト 万年筆」(4950円) 【気取らず、肩肘張らず使えて、でも万年筆ならではのひと手間も愉しみたい。そんな自由な発想で再設計された新感覚の万年筆。万年筆を知らない世代にも興味を持たせるギミックの面白さ、ポップなクリエイティブに脱帽。多くの人が買いやすい価格設定も好評価の理由(髙橋さん)】 新筆記具ブランド、TUZUからリリースされた、利き手を問わずどんな書き方でも快適に使い続けられる万年筆。10度間隔でペン先を回転させてグリップの位置を調整することが可能で、自分に合った書きやすさが見つかる。