「お前らも変態カップルになってこい」クレイジーラバーズの塚本拓海が若き挑戦者たちに熱いエール!
試合は神橋の2人がスピードと手数で勝っていくが、塚本&SAGATはパワーファイターらしくどっしりと受け止めて強烈な一撃で跳ね返していくという展開が続く。特に塚本は神橋の2人の覚悟を試すかのように苛烈な攻撃を見せ、肉体的にも精神的にも強く追い込んでいく。 神崎が捕まる展開となるも、橋之介が空中殺法を駆使して救出。鼓舞を受けた神崎も発奮し、SAGATの一瞬の隙を突いて電光石火(※変形首固め)で3カウントを奪った。
退場していく塚本を呼び止めた神崎は、12月28日の後楽園ホール大会でインディー統一タッグ王座への挑戦を懇願。 神崎が「みんなも『早いよ』とか『勝てないでしょ』と思ってるかもしれないけど、俺は本気で獲りに行きたい!TTTをもっと広めたい。色んな人に知ってほしい。後楽園ホールっていう舞台があるんだったら、そこで俺と橋之介で貴方がたの強いタッグチームに勝って、この団体の未来を僕は見せていきたい!だから、僕らに挑戦させてください!」と真摯な言葉とともに橋之介と一緒に頭を下げると場内からは大歓声が起きる。 これを受けた塚本は、「すんごく気持ち伝わるねえ、キミ。神橋っていうのはタッグチームの名前なの?いい名前じゃない。俺らはクレイジーラバーズって言うんだけど、クレイジーラバーズの意味知ってる?」と問いかける。 神崎「狂い咲き……?」と答えると、塚本は「あぁ、惜しいなあ。“変態カップル”なんだよ。俺ら究極に変態だからさ。もっともっとお前らも変態カップルになってこい。ただ挑戦はしっかり受ける。橋之介、お前も熱いもんを持ってるよ。どんどんやってこう。挑戦受けるから。よろしく」と語ってクールに去っていった。 挫折と苦労ばかりであった若き2人がプロレス界の強豪タッグを制してトップに立つことが出来るのか。12月28日の後楽園ホール大会に注目したい。
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