【激白】「1日に10人の相手」立ちんぼ指示役による「監視と支配」…逮捕で抜け出した女性が語る“立ちんぼの沼”と“壮絶実態”【2024年重大ニュース】
ユリさん(仮名・20代)は、現行犯逮捕された時の様子を「良かった」と、安堵の表情で振り返る。 【画像】大久保公園周辺への立ちんぼで1カ月で300万円近く稼いでいたというユリさん ユリさん: 捕まった時、「良かった」と警察官の方に伝えていました…もう「立ちんぼ」から逃げられるんだと思いました。 「逮捕」によって逃れられたのは、東京・歌舞伎町の大久保公園のそばで、売春の客待ち、いわゆる「立ちんぼ」の日々だった。 SNSで知り合った男性からの勧めで「立ちんぼ」を始めたものの、次第に男性から暴行を受け、稼いだ金を搾取されるようになり、精神的にも身体的にも限界に陥った。 “逮捕”により、「立ちんぼ」から抜け出せた女性が、当時の状況を振り返った。
「パパ活」と「立ちんぼ」…ユリさんが始めた“売春の共同作業”
ユリさんが売春行為をはじめたのは2年前。好きなアーティストのライブなどに行く「推し活」のためにお金が必要になり、SNSで「パパ活」を知ったのがきっかけだったという。 ユリさん: 「パパ活」がSNSで流行っていて、ちょっとやってみようかなっていうのが始まりでした、違法という認識がなくてSNS見るとみんなやっているから、私もできるじゃんって。 そして「パパ活」で出会った1人の男性から、意外な提案をされる。 「“立ちんぼ”もして、一緒にやった方が稼げるよ」。 “立ちんぼ”と“パパ活”を同時並行で行う、というのだ。 ユリさんが「立ちんぼ」で客待ちや売春をしている間、男性がSNSで「パパ活」相手を募集するという、いびつな“売春の共同作業”。 対面での「立ちんぼ」と、SNSを併用して相手を募り、稼ぎは折半となっていた。
「一緒に稼ぐ」はずが45日間休みなく…
ユリさんは毎日のように、昼の11時から翌朝の4時まで大久保公園に訪れ、45日間休みなく「立ちんぼ」をし続けていた。 一日に最低でも5人、多いときは10人の男性客の相手をして、1カ月で300万円近く稼いでいた。 ユリさん: 最初は一緒に楽しく稼いでいたという感じだったんですけど、次第に暴力や暴言を吐かれるようになり、稼いだお金は全部取られて、精神的にも体も限界でした。 しかし、次第に、“共同作業”をしていた男性の態度が変わっていく。ユリさんが、客とのやりとりでミスをすると暴力をふるわれたという。 「高卒で頭が悪くて、こういう稼ぎ方しかできないんだから、もっとちゃんとやれ」と暴言の限りを尽くして罵倒した。 当初は「折半」だった報酬が、やがて稼いだ金をすべて振り込むよう指示され、自分で使えるお金はなく、まさに「搾取」状態だった。 さらに、男性は、ユリさんが「立ちんぼ」しているか、実際に来て監視するなど、男性の「支配」はエスカレートしていった。