千葉ロッテマリーンズ・カイケル(C)産経新聞社

8月23日～25日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。

北海道日本ハムファイターズ vs 福岡ソフトバンクホークス

2位の日本ハムと首位のソフトバンクが対戦。 首位のソフトバンクまで10.5ゲーム差の日本ハム。3連勝中と勢いに乗るが、逆転優勝へ向けて重要な3連戦となる。注目は清宮幸太郎。8月は18試合で打率.304（69打数21安打）、5本塁打、19打点と絶好調。現在3試合連続でマルチ安打を放つなど、勢いに乗っている。 優勝マジック23としているソフトバンクは、山川穂高に注目。8月は18試合で打率.320（75打数24安打）、9本塁打、20打点と量産体制に入っている。エスコンフィールド北海道では今季、8試合で打率.152、0本塁打と当たりが出ていないが、そろそろ一発が飛び出す頃かもしれない。

埼玉西武ライオンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス

最下位の西武と4位の楽天が対戦。 3連勝と勢いに乗る西武は、松本航が先発。今季先発として開幕したが、5月からリリーフに配置転換されていたが、シーズン終盤に来て先発に復帰する。先発の4試合では好投しており、5月1日以来となる先発マウンドに注目が集まる。 同じく3連勝中の楽天は、3位のロッテを3ゲーム差で追う。先発の藤井聖は、15試合で82回を投げ、7勝3敗、防御率3.29、47奪三振の好成績をマーク。7月には左腕としては球団初の7連勝を記録するなど、チームを牽引している。1ヵ月ぶりの白星を掴み取り、自身初の二桁勝利へ向けて前進したい。

オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ

5位のオリックスと3位のロッテが対戦。 4連勝の後、3連敗中のオリックスは、カスティーヨが1ヶ月ぶりの登板となる。今季は12試合で79.1回を投げ、3勝4敗、防御率2.72、59奪三振の好成績をマーク。現在6試合連続でクオリティ・スタート（6回以上・自責点3以下）を達成しており、この試合でも好投に期待がかかる。 一方のロッテは、4連敗中。直近10試合で2勝8敗と苦戦しており、これ以上負けられない。先発は、7月下旬に加入した2015年サイ・ヤング賞左腕・カイケルだ。初登板となった8月17日のソフトバンク戦では5回3安打2失点と上々のデビューだった。中5日で迎えるこの試合では、より長い回を投げ、来日初白星を手にしたい。