【マリーゴールド】6・11後楽園で奈七永と一騎打ち! 林下詩美の決意表明「どデカいものを背負うために変わらなきゃいけない」【週刊プロレス】
マリーゴールドのエースであるために
マリーゴールド旗揚げに向けた週プロ本誌のインタビューで奈七永は「正直、ジュリアの試合からも詩美の試合からも心に響くものを感じたことはなかった」と言っていた。これに詩美は「だったら、心にブッ刺さって一生抜けないぐらいの林下詩美をブッ刺してやろうと思います。いまの林下詩美がぶつけられるもの、伝えられるもの、全部ぶつけて、伝えて、ブッ刺して6月11日、林下詩美が勝ちたいと思います」 両者の初シングルは昨年3・26横浜武道館でおこなわれたシンデレラトーナメント1回戦で実現。10分ドローに終わったが、「(奈七永の)スタミナのすごさも感じたし、技の種類も豊富。自分のやることが通じなかったり、キャリアの壁は感じました」と結果以上の差を痛感。 あれから1年3カ月、当然奈七永も変わっただろう。だが、スターダム退団、そしてマリーゴールド旗揚げという人生の転機を経て詩美も間違いなく変化し、成長した。レスラーとして、何よりマリーゴールドのエースとして。 詩美「いまジュリアが欠場していて、『ジュリアがいる』『ジュリアの試合を見れる』と思ってチケットを買った人もたくさんいると思うんです。その人たちに『ジュリアの試合も見れなかったし、次はもういいわ』と思わせない試合をしないといけない。ジュリアがいなくてもマリーゴールド、スゲーじゃんって。林下詩美、スゲーじゃんっていう試合をしなきゃいけない。それは自分だけじゃなく、ほかの選手も元アクトレスの人たちも全員で。だけど、自分はエースなので。6・11後楽園の試合後、詩美と奈七永、すごかったなっていう試合を絶対にしなきゃいけないし、します、私が。そのうえでマリーゴールドのエース、林下詩美、最後のリングにが必ず立ってます」 1カ月後には7・13両国国技館大会も控えている。同大会のジュリアvsSareeeは“赤いベルト”マリーゴールド・ワールドが懸けられることが浮上しているが、当然、詩美もそれに負けないインパクトを残す必要があるし、その先のマリーゴールドを見据えた意味でも詩美の奮起が必要不可欠。それを見せるのが6・11後楽園の奈七永戦。女子プロ界のレジェンドとの闘いを通して、林下詩美がマリーゴールドのエースであることを証明する。
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