【跳ね馬4ドアモデルが受賞】 工業デザイン分野の権威ある賞に「フェラーリ・プロサングエ」
2024年6月20日、ミラノ発
フェラーリは工業デザインの分野で特に羨望の的となっている権威あるコンパッソ・ドーロ賞に、同社のプロサングエが選ばれたと発表した。 【写真】フェラーリ・プロサングエを写真でみる (159枚) 授賞式は20日夜にミラノで開催され、社を代表してフラヴィオ・マンゾーニ(フェラーリ・チーフ・デザイン・オフィサー)が出席したという。 コンパッソ・ドーロは、ADI(イタリア工業デザイン協会)が1954年に設立した賞であり、隔年で開催され、専門家/デザイナー/評論家/歴史家/専門のジャーナリストから成るADIの常任デザイン・オブザーバーによって事前選考が行われるという。 これまでに同賞の栄誉に輝いたフェラーリは4台あり、初受賞が2014年のF12ベルリネッタ、続いて2016年のFXXK、2020年のモンツァSP1、そして今回のプロサングエである。 プロサングエの選考理由について、ADIの審査員は「テクノロジーとの融合に加えて、勇気をもって類型を変革し、従来のグランツーリスモのカテゴリーを超越して、世界的に競争の激しい成熟した部門で紛れもない前進を成し遂げた」と述べた。
AUTOCAR JAPAN(執筆)